そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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パーマで注意するべき4つのポイント

美容室
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Yukimaru

静岡で小さな美容室を経営している現役美容師です。この『失敗回避no雑MEMO』は現役美容師ならではのちょっと変わった視点からの雑MEMOや。色々と個人的な勉強の雑MEMO、購入して良かった物の雑MEMO等思いついたことを雑MEMOしております。美容室のお話は専門的ですが、その他についてはあくまで個人的な勉強の雑MEMOなので軽い感じで読んでくださいね。

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ひと昔に前に比べ薬剤や、機械の進歩でパーマの技術は飛躍的に向上してきました。

しかしまだまだ

  • パーマはまだかけたことがない
  • パーマはかけてみたいけど不安がある

という方も多くいらっしゃると思います。

こちらの記事ではパーマをかける際の基本的な4つの注意事項をご紹介します。

  • これからパーマをかけようとしている
  • 今までのパーマで上手くいかなかった

という方は是非参考にしてみてください。

パーマで注意すべき4つのポイント

パーマをかける時に注意すべきポイントは下記の4つ

  • 今までにパーマをかけたことがあるか
  • パーマは髪の毛の形状記憶はできるがスタイルの形状記憶はできない
  • パーマをかけたらお手入れが楽なるわけではない
  • ゆるめパーマはオーダーに注意が必要

今までにパーマをかけたことがあるか

 

田舎美容師
田舎美容師

こんにちは〇〇様、本日はパーマでご予約でしたね。

あなた
あなた

そうなんですパーマかけたらお手入れしなくて済むから

楽になるかな~って思って♪

(画像を見せて)こんな感じにしたいです。

パーマのオーダーをする時にこのようにオーダーしたことはありませんか?

日々のサロンワークで実はよくあるオーダーの一つです。

特に初めてパーマをかけようとする方に多いオーダーの一つです。

日々のサロンワークでは、もしお客様からこのようにオーダーを受けた場合には、

必ず今までにパーマをかけたことがあるかの確認をするようにしています。

もしここで今までにパーマをかけたことがあるという場合は基本的には

パーマスタイルに慣れている場合が多いので問題なくカウンセリングをすすめ施術に入っていきます。

しかし、今までにパーマをかけたことがないという場合には、

パーマをかけた場合には「お手入れは必ず必要です」と伝えます。

パーマはパーマスタイルの経験の有無でお手入れの感じ方が大きく異なってきます。

慣れている人ほど楽に感じ、初めての方で特に、

【パーマをかける=楽になる】

と思っている方ほど後々のお手入れで苦労を感じやすくなるので注意が必要です。

※お手入れが大変か楽かの感じ方は個人差があるので一概にすべての方に当てはまるとは言えません、初めてのパーマでもお手入れが楽に感じるようになる方もいます。大事な事は、初めてのパーマの際にはお手入れのひと手間が増えることも考慮しておくことが必要となります。

現役美容師もおすすめのヘアケアアイテム。

  • 髪の毛を梳かす時にひっかかるのは切れ毛や枝毛の原因に、ひっかからずに梳かせて地肌も気持ちいいブラシ。
  • ドライヤーは高級なものから安いものまであるからどれを選んでいいかわからない。
    風力が強く、温度も高すぎないおすすめのドライヤー。

パーマは髪の毛の形状記憶はできるがスタイルの形状記憶はできない

なぜパーマをかけた場合には必ずお手入れが必要か?

結論から言うとパーマ本来の役割というのは、

髪の毛一本一本を形状記憶することであって、スタイル事態の形状記憶ではないから

これは一体どうゆうことか?

簡単に説明すると、パーマをかけたら乾かすと勝手にスタイルが完成するということではないのです。

パーマ本来の目的はあくまで髪の毛一本一本を曲げて形状記憶させることなので、

パーマをかけた時こそ希望のスタイルを目指して乾かしてセット剤等で仕上げるという最低限のお手入れはむしろ必要になります。
パーマで形状記憶できるのはスタイルそのものではなく髪の毛一本一本の形状記憶。     ※もちろん例外もあります。

パーマをかけたらお手入れが楽なるわけではない

ひと昔前までのパーマは、パーマをかけてブローしてカーラーでセットする。

 

というのが当たり前でしたが、

現在はパーマの種類も増えスタイルも多様化し、

パーマスタイルのお手入れ事態も大きく変化してきました。

そのため必ずしもお手入れが大変という訳ではなく、

希望のスタイルやパーマの種類の組み合わせ等によって

お手入れの仕方や難易度は大きく変わってきます。

※パーマの種類はこちらの記事を参考に。

ひと昔のパーマは基本的にブローが必要でしたが、今現在のパーマはブローを必要とするようなパーマスタイルではなくなってきました。しかし、パーマができるだけ伸びないように乾かしたり、パーマスタイルを活かすためにはセット剤等の使用が必要になってきます。

ゆるめパーマはオーダーに注意が必要

まずは下記の記事を参考に

ゆるめパーマの希望をさらにゆるく希望し、さらに自宅での手入れで伸ばしてしまう。

特にパーマを初めてかける方は、パーマのイメージとして

パーマをかける=強くかけるとおばちゃんみたいなパーマになる

というイメージを持っている方もいます。

初めての時ほどパーマは不安でもあると思いますが、

オーダーの際にゆるめを強調しすぎることはパーマの失敗につながりやすくなるので

注意が必要です。

パーマスタイルのイメージをあらかじめつかみたい場合は、一度パーマをオーダーする前に担当美容師さんに相談してみてコテやカーラー等で巻いてもらうとイメージがつかみやすくなります。

まとめ

パーマスタイルに対する最大の勘違いは、

  • スタイル自体の形状記憶はできないということ。
  • パーマで形状記憶しているのは髪の毛一本一本を曲げるということ。

希望のスタイルやパーマの種類によってお手入れの難易度は変わってくるが、

必ず最低限のお手入れは必要になってきます。

パーマのオーダーをする際にはお手入れ面のアドバイスも同時に美容師さんに聞いてみて、

まずはできる範囲でのお手入れからしていくようにすると良いでしょう。

パーマスタイルというのは最初の慣れないうちは少しお手入れに苦戦するかもしれませんが、慣れるとお手入れ自体が逆に非常に楽になってきます。一回のパーマで諦めずに何回か違うスタイルや違うパーマに挑戦することをお薦めします。
こちらの記事も是非ご参考にしてみてください
パーマやヘアカラー、縮毛矯正といった薬液を使用するメニューでは、必ず髪の毛へのダメージが発生します。そのため美容室ではトリートメントをしている方も多くいらっしゃるかと思いますが。トリートメントや、ご自宅でのシャンプー&トリートメントでほとんどの方が間違っていることがあります。
  • いつも美容室でトリートメントを頑張っている
  • 自宅で使っているシャンプー&トリートメントはこだわっている

という方は是非ご覧になってみてください。

 

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