夕方になると靴がきつい、ふくらはぎがパンパンになる——立ち仕事やデスクワークが続く日に、脚のむくみが気になる方は多いものです。マッサージや着圧ソックスも助けになりますが、実は毎日の「食べ物・飲み物」も、むくみ対策の大切なポイント。塩分のとりすぎをリセットしてくれるカリウムなど、内側から整える工夫が役立ちます。
この記事では、むくみが気になるときに取り入れたい食べ物・飲み物と、無理なく続けるコツを、栄養の視点から整理しました。
※ はじめに:片脚だけが急にむくむ、強い痛みがある、押した跡がなかなか戻らないといった場合は、病気が隠れていることもあります。気になる症状があるときは自己判断せず、早めに医療機関を受診してください。
そもそも、なぜむくむの?

夕方の脚のむくみ
むくみは、皮膚の下に余分な水分がたまった状態(医学的には「浮腫(ふしゅ)」)です。原因を知っておくと、食べ物・飲み物でできる対策が見えてきます。
塩分のとりすぎ
塩分(ナトリウム)をとりすぎると、体は塩分濃度を一定に保とうとして水分をため込みます。これがむくみの大きな原因の一つです。外食やコンビニ食が続くと、知らないうちに塩分が多くなりがちです。
長時間、同じ姿勢でいる
立ちっぱなし・座りっぱなしが続くと、重力で血液やリンパ液が脚にたまりやすくなります。ふくらはぎの筋肉を動かさないと、水分を心臓へ押し戻すポンプ機能が働きにくくなるのです。
栄養や水分のバランスの乱れ
カリウムやたんぱく質が不足すると、水分の調整がうまくいかずむくみやすくなります。「水分を控えればむくまない」と思いがちですが、減らしすぎはかえって逆効果。適度な水分補給は大切です。
冷えや運動不足
体が冷えると血管が縮み、血のめぐりが悪くなってむくみやすくなります。冷房の効いた部屋で一日過ごす夏も、意外とむくみが出やすい季節です。運動不足でふくらはぎの筋力が落ちると、水分を押し戻す力も弱まってしまいます。
むくみ対策に役立つ食べ物
ここからは、むくみが気になるときに取り入れたい食べ物を紹介します。ポイントは「カリウム」と「バランス」です。
カリウムを多く含む食べ物
カリウムは、体内のナトリウム排出を助け、水分バランスの維持に関わる栄養素です。塩分の多い食生活が続きやすい方は、野菜や果物などから適度に補うことが大切です。多く含む食べ物の例は次のとおりです。
- バナナ、アボカド
- ほうれん草、小松菜などの葉物野菜
- 大豆・納豆などの大豆製品
- わかめ・昆布などの海藻類
- じゃがいも、さつまいも
カリウムは水に溶けやすいので、スープや味噌汁にして汁ごといただくと効率よくとれます。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病予防の観点から、カリウムの摂取目標量を成人男性3,000mg以上、成人女性2,600mg以上としています(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」)。
水分の多い野菜・果物
きゅうり、トマト、スイカなどは水分が多く、カリウムも含みます。暑い季節の水分・ミネラル補給にも向いている食材です。
たんぱく質も忘れずに
たんぱく質が不足すると、血管内に水分を保つ力が弱まり、むくみにつながることがあります。むくみ対策というと野菜に目が向きがちですが、肉・魚・卵・大豆製品もバランスよくとりましょう。
むくみ対策に役立つ飲み物

カリウムを含む飲み物
食べ物と合わせて、飲み物にも少し気を配るとよいでしょう。
カリウムを含むお茶・水分補給
麦茶やとうもろこしのひげ茶(コーンシルク茶)などにはカリウムが含まれています。ただし含有量は商品によって異なるため、飲み物だけでカリウムを補おうとするより、食事全体のバランスを意識することが大切です。水分をしっかりとることは、体のめぐりを保つうえでも大切です。冷たい飲み物の一気飲みは体を冷やしてしまうので、常温〜温かいものをこまめに飲むのがおすすめです。
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とうもろこしのひげ茶(コーンシルク茶)
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- とうもろこしのひげ(コーンシルク)を使った香ばしいお茶。
- カリウムを含み、ノンカフェインなので食事中や就寝前の水分補給にも。
- クセが少なく、毎日続けやすい味わいです。
とりすぎに注意したい飲み物
アルコールは利尿作用がある一方で、飲みすぎると逆に水分をため込み、翌朝のむくみにつながります。塩分の多いスープや味の濃い飲み物も、ほどほどを心がけましょう。
食べ物・飲み物とあわせてやりたい、かんたん習慣
内側からのケアと一緒に、ちょっとした習慣を取り入れると、むくみ対策の効果を感じやすくなります。どれも特別な道具はいりません。
ふくらはぎを動かす
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、血液やリンパを心臓へ送り返すポンプの役割をしています。立ち仕事やデスクワークの合間に、かかとの上げ下げや足首回しを行うだけでも、めぐりを助けられます。
寝る前に足を少し高くする
就寝時、クッションなどで足を心臓より少し高くすると、たまった水分が戻りやすくなります。日中の脚の疲れもやわらぎます。
湯船につかって温める
シャワーだけで済ませず、ぬるめの湯船にゆっくりつかると血行が促されます。体が温まると気分もほぐれ、脚の重だるさ対策として取り入れやすい習慣です。
調理で「減塩」を意識する
だしや香味野菜、酢・レモンを活用すると、塩分控えめでも満足感のある味付けになります。カリウム食材を増やすのとあわせて、塩分を減らす工夫もむくみ対策の近道です。
食事で足りない分を補うコツと、続けるための工夫
毎日バランスよく食べるのが理想ですが、忙しいと難しい日もあります。無理なく続けられる方法を選びましょう。
不足しがちな成分はサプリで補う選択も
食事だけでは栄養バランスが偏りがちな場合は、サプリメントを利用する方法もあります。ただし、サプリはあくまで食生活を補うためのものであり、基本は日々の食事を整えることが大切です。あくまで食事の補助として、続けやすいものを選ぶのがポイントです。
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- 配合量や最新の販売条件は公式サイトでご確認ください。
- 野菜や海藻を毎日とるのが難しい方の、食事の補助として無理なく続けたい一品です。
腎臓に不安がある方は医師に相談を
カリウムは健康な方の水分バランスを助ける成分ですが、腎臓の機能が低下している方は、とりすぎると体に負担がかかることがあります。持病がある方や治療中の方は、食事やサプリでカリウムを増やす前に、必ず医師に相談してください。
むくみ対策の食べ物・飲み物に関するよくある質問
むくみ対策で朝に食べると良いものは?
朝はカリウムを含む食品を取り入れやすいタイミングです。バナナやヨーグルト、納豆、ほうれん草入りのみそ汁などは準備が簡単で続けやすいでしょう。あわせて、朝の塩分のとりすぎ(加工食品や汁物の飲みすぎ)に気をつけると、日中の脚の重さ対策につながりやすくなります。
むくみ対策でコンビニで買える食べ物は?
バナナ、無糖ヨーグルト、ゆで卵、納豆巻き、海藻サラダ、無塩ミックスナッツ、トマトジュース(無塩・低塩タイプ)などはコンビニでも手に入りやすい選択肢です。カップ麺やスナック菓子など塩分の多いものに偏らないよう、組み合わせを意識すると安心です。
むくみにバナナは本当に良いの?
バナナはカリウムを手軽に補える果物のひとつで、塩分とのバランスを意識したい方に向いています。ただしバナナだけで対策できるわけではなく、糖質も含むため食べすぎには注意し、いろいろな食材から栄養をとることが大切です。
水を飲むとむくみは悪化しますか?
適度な水分補給はむしろ体内のめぐりに必要で、水そのものがむくみの原因になるわけではありません。むくみやすくなるのは、塩分のとりすぎで体が水分をため込みやすくなるケースが多いとされています。一度に大量に飲むより、こまめに分けてとるのがおすすめです。
むくみ対策で避けたい食べ物は?
塩分の多いインスタント食品・加工食品・スナック菓子・漬物や、ラーメンなどの汁を飲み干す食べ方は塩分過多になりやすく、注意したいところです。アルコールの飲みすぎも、翌朝の顔や脚の重さにつながりやすいといわれています。
まとめ|内側から整えて、夕方の脚を軽く
むくみ対策の食べ物・飲み物のポイントをおさらいします。
- むくみの主な原因は「塩分のとりすぎ」「同じ姿勢」「栄養・水分バランスの乱れ」
- カリウムを含む食品(バナナ・海藻・大豆・葉物野菜など)を取り入れ、塩分とのバランスを意識する
- 水分は控えすぎず、常温〜温かいものをこまめに
- たんぱく質もバランスよくとる
- 足りない分はサプリで補う選択も。ただし腎臓に不安がある方は医師に相談
食べ物・飲み物は、すぐに劇的に変わるものではありませんが、毎日の積み重ねが体の内側を整えてくれます。できることから取り入れて、夕方の脚を少しでも軽くしていきましょう。
※ 本記事の画像は生成AIで作成したものです。

