CM等で話題のヘアケアブランド「Straine(ストレイン)」。
山下智久さんのアンバサダー就任や「縮毛補修発想」というキャッチコピーから、「洗うだけで縮毛矯正のようなストレートになるのでは?」と期待している方も多いはずです。
しかし、日々サロンワークをしている現役美容師の私は、初めてこの「Straine(ストレイン)」のCMを見たときの正直な感想は、「このCM大丈夫か?多くの人が勘違いしそう・・・。」でした。
なぜか?
結論から伝えします。このシャンプーを使っても、CMのようにくせ毛が縮毛矯正のようなストレートヘアになることはありません。ちなみにヘアアイロンを通したような仕上がりを再現することも不可能です。
なぜそう断言できるのか。公式サイトに隠された「小さな注釈」と、髪の科学的根拠をもとに解説します。
【最初にお伝えしたいこと】
私はStraine(ストレイン)を全否定するつもりはありません。むしろ、最新成分も配合された優れたシャンプーだと評価しています。
ただ、「広告のイメージ」と「実際の仕上がり」には明確な差があるのも事実。現役美容師として、中立な視点から「後悔しないための真実」をお伝えします。
1. 公式サイトやCMの【※(注釈)】に注目!「ストレート(髪がまっすぐになる)になるわけではない」という証拠
実際に、公式サイト、CMをよく見てもらうとわかるのですが、この「Straine(ストレイン)」という商品は、CMや商品名からあたかも使用することで「髪の毛がストレートになる」という印象をうけますが、注目すべきは【※のある部分】(注釈)です。
「*1 うるおいにより、髪の質感を整えること」

公式サイトの「ストレート補修*1」という表現の裏にある注釈。メーカーも「うるおいによる質感調整」であることを明記している。
「※うねり・くせ・パサつきの原因となっている髪内部と髪の外側それぞれの脂質と水分バランスの乱れのこと(縮毛矯正ではありません)」

公式サイトの記述。華やかな「ストレート補修」の文字には、質感調整に過ぎないという注釈が必ず添えられている。
注目すべきは、メーカー側がはっきりと「縮毛矯正ではありません」と明記し、公式サイトでは「ストレート」という言葉は、「ストレート=うるおいにより、髪の質感を整えること」となっており、CMでは「ストレート=うねり・くせ・パサつきの原因となっている髪内部と髪の外側それぞれの脂質と水分バランスの乱れのこと(縮毛矯正ではありません)」となっています。
つまり、ストレートになるわけではなく、ストレートという言葉を「質感調整」という表現に置き換えている点です。広告のイメージだけで「くせ毛が治る」「髪の毛がまっすぐになる」と誤解して購入すると、期待外れに終わる可能性が高いでしょう。
2. 科学的に解説:なぜ「洗うだけ」ではストレートにならないのか?
髪のうねりには、大きく分けて2つの原因があります。ここを理解すると、シャンプーやトリートメントのみでは髪の毛がまっすぐのストレートにならないのかが見えてきます。
① 髪内部の「結合」の問題(遺伝・強いくせ毛)
髪の毛の中には「S-S結合」という、いわば建物の鉄骨のような結合があります。くせ毛はこの鉄骨が最初から歪んでつながっています。
- 縮毛矯正: 薬剤で鉄骨を一度バラバラに切り、熱で真っ直ぐに固定し直す例えれば「外科手術」のような処置。
- ストレイン: 公式サイトの成分表示の中にはこの鉄骨(結合)を切ることができる成分の配合はありません。
② 髪の「密度」の問題(ダメージ・乾燥によるうねり)
ダメージで髪の内部がスカスカになり、湿気を吸って膨らむことで起きるうねりです。
- ストレインのアプローチ: 空洞に脂質や水分を補い、一時的に髪を重くして落ち着かせる例えるなら「エステ」のような処置。一般的なトリートメント同様、一時的な補修となります。
つまり、ストレインで対応できるのは後者の「ダメージによる広がり」のみ。髪の構造そのものを変える力はないため、アイロンを入れたような直毛を期待するのは科学的に無理があるのです。
3. 「イメージ」と「事実」を切り分ける
CM等で流れる「※ダメージ補修を行う※イメージ」という文言。これも、あくまで補修成分が髪に付着する様子を視覚化したものであり、実際に髪の構造が変わったり、うねりが消失したりすることを保証するものではありません。
「使えば使うほど髪が真っ直ぐになる」のではなく、「使っている間は、水分バランスが整って扱いやすくなる可能性がある」というのが正しい理解です。
4. ストレインを検討しても「良いかもしれない」人
ここまでStraine(ストレイン)にたいしては、あくまで「使用しただけで髪の毛が縮毛矯正をしたようにまっすぐにはならない。」ということにフォーカスをあててきましたが。
通常のシャンプー&トリートメントとして、特徴を誤解せずに、以下のような目的での使用であれば、試してみる価値はあるかもしれません。
| 目的 | 期待できる効果(可能性) |
|---|---|
| 広がりの抑制 | 水分バランスを整え、乾燥によるボリュームを落ち着かせる |
| アイロンの補助 | 髪が柔らかくなることで、アイロン作業が多少スムーズに感じる |
| 成分重視のケア | シルク系洗浄成分など、1,000円台としては質の高い洗浄体験 |
結局、理想のストレートを手に入れるには?
「洗うだけでストレート」は難しくても、ストレインを「アイロンの熱から髪を守り、形を作りやすくする下地」として使い、高機能アイロンで仕上げるのが現在のヘアケアの正攻法です。
| カテゴリー | Straine(ストレイン) | ReFa STRAIGHT IRON PRO | 絹女〜KINUJO〜 |
|---|---|---|---|
| 役割 | 成分重視の「土台作り」 | ダメージ最小の「矯正」 | 時短&ツヤの「速攻」 |
| うねりへの力 | △(扱いやすく整える) | ◎(サロン級の面を作る) | ◎(強いくせも一気に) |
| こんな人に | まずは手軽にケアしたい | 毎日使うから傷ませたくない | 朝1分でも早く伸ばしたい |
| コスト | 1,980円(維持費) | 約23,000円(投資は一度) | 約19,800円(コスパ重視) |
現役美容師の視点:ストレインが「悪くない」真の理由
実はストレインには、数年前まで高級サロン専売品でしか見かけなかった最新成分が配合されています。
- ジマレイン酸: 髪内部の結合を補強し、スカスカなうねりに「芯」を通す。
- γ-ドコサラクトン: ドライヤーやアイロンの熱に反応して、キューティクルを固めて閉じる。
これらの成分は現在の美容室のシャンプーやトリートメント等にも配合されており、どちらも、アイロンやドライヤーの熱に反応する成分となるので、自宅でのケアの質を手間を増やすことなく上げることができます。
もちろんシャンプー&トリートメントのみでまっすぐにできるものではありませんが、昨今流行りの高機能アイロンや高機能ドライヤーとの相性も悪くないので、それらの真価を120%引き出す「最高のパートナー」と言えるでしょう。
「ダメージを極限まで抑えたいならReFa、忙しい朝に一瞬でクセを伸ばしたいなら絹女。あなたの優先順位に合わせて選んでみてください。」
- ストレインを選ぶなら: いきなり数万円の投資は難しいが、まずは今のシャンプーを変えて「扱いやすさ」を試したい方。
✨ Straine(ストレイン)在庫状況をチェック
※話題の商品につき、リンク先での在庫切れにご注意ください
- ReFaを選ぶなら: 水蒸気爆発を防ぐ独自プレートで、毛先まで「しっとり」柔らかいストレートを目指す方。
🛡️ ReFa(リファ)正規販売店はこちら
水蒸気爆発を防ぎ、レア髪を作る「ReFa」。
人気色(ホワイト)の在庫状況は以下よりご確認いただけます。
※公式店(MTG ONLINESHOP)以外での購入は保証対象外となる恐れがあります。
- 絹女を選ぶなら: 圧倒的な立ち上がりの速さで、忙しい朝に「一通し」でクセを伸ばしきりたい方。
💎 絹女〜KINUJO〜 正規販売店はこちら
圧倒的な温度上昇スピードと保湿力を誇る「絹女」。
品薄になりやすいため、現在の在庫状況をチェックしてください。
※必ず「KINUJO公式」または「正規販売認証マーク」がある店舗をお選びください。
まとめ:魔法ではなく「丁寧な現状維持」

この記事のポイントを最後に整理しておきます。
「縮毛矯正をかけなくて済むかも」という期待で購入すると後悔するでしょう。あくまで「今あるダメージによる広がりを、日々の洗髪で少しでもマシに見せたい」。そんな控えめな期待値で向き合うのが、この商品を失敗せずに取り入れるコツといえます。
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