そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
スポンサーリンク

髪の毛の【pHバランス】って何?

美活動の雑MEMO
この記事を書いた人
Yukimaru

静岡で小さな美容室を経営している現役美容師です。この『失敗回避no雑MEMO』は現役美容師ならではのちょっと変わった視点からの雑MEMOや。色々と個人的な勉強の雑MEMO、購入して良かった物の雑MEMO等思いついたことを雑MEMOしております。美容室のお話は専門的ですが、その他についてはあくまで個人的な勉強の雑MEMOなので軽い感じで読んでくださいね。

Yukimaruをフォローする
  • 髪の毛の【pHバランス】って何?

と思ったことはありませんか?

本記事では、髪の毛の【pHバランス】って美容室でもよく聞くけどよくわからないという方に、

  • 髪の毛の【pHバランス】って何?

という事について解説しています、是非ご参考にしてみてください。

髪の毛の【pHバランス】って何?

pH(ペーハー)バランスとは、物質の酸性やアルカリ性の度合いを示す「pH値」によって表されるバランスのことです。pHは「potential of Hydrogen(水素イオン濃度)」の略で、0から14までのスケールで測定されます。pHの値が7の場合は中性、それ以下は酸性、以上はアルカリ性となります。

髪や肌にとって、pHバランスを保つことはとても重要です。正常なpHバランスを維持することで、髪や肌が健康で柔らかく、トラブルが少ない状態を保つことができます。

pHバランスの基本的な概念

  • pH 7     :中性(水のpH)
  • pH 7未満   :酸性(pHが低くなるほど強い酸性)
  • pH 7以上   :アルカリ性(pHが高くなるほど強いアルカリ性)

髪とpHバランス

健康な髪と頭皮の理想的なpH値は4.5~5.5程度で、これは弱酸性です。この酸性の環境は、髪の表面を保護するキューティクルを引き締め、髪を滑らかに保ちます。また、頭皮も弱酸性を保つことで、細菌の繁殖を防ぎ、健康を保つことができます。

pHバランスが崩れる原因と影響

  1. カラーやパーマ剤 これらの製品は通常アルカリ性が強く、施術後に髪のpHバランスが乱れます。アルカリ性の状態が続くと、髪が乾燥しやすくなり、ダメージを受けやすくなります。
  2. シャンプーや洗浄剤 一部のシャンプーや洗浄剤はアルカリ性で、頻繁に使用すると髪のpHバランスを乱し、乾燥や頭皮のトラブルの原因になります。
スポンサーリンク

pHバランスを整える方法

  • 酸性リンスやトリートメントを使用して、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す。
  • 弱酸性シャンプー(pH4.5~5.5)を選ぶことで、髪や頭皮のpHバランスを乱さずにケアができます。施術後には、pHバランスを整えるアフターケア製品やトリートメントを使うことが推奨されます

カラーリング後は、美容室でのトリートメニューだけではなく、自宅でヘアケアの一部として残留物除去をすることでさらにダメージを最小限に抑えることができます。カラーリング後のアルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に戻してくれるヘアケア剤や、カラーやブリーチ剤に混合することで使用される過酸化水素の残留物を除去してくれるヘアケア商品もAmazonや楽天で購入が可能です。

pHバランスを保つことのメリット

  • 髪のキューティクルを引き締め、ツヤのある健康的な髪を維持できる。
  • 髪が乾燥やダメージを受けにくくなり、切れ毛や枝毛が減少する。
  • 頭皮の健康が保たれ、フケやかゆみ、炎症などのトラブルを防ぐ。

pHバランスを整えるケアは、特にカラーやパーマ、縮毛矯正などの施術後に重要で、髪の健康維持に大きな役割を果たします。

スポンサーリンク

 

タイトルとURLをコピーしました