
「ネット証券とネット銀行、どっちの口座を作ればいいの?」
そんな疑問を持つ方は多いはず。結論から言うと、 どちらか一方ではなく、両方持つのが圧倒的におすすめ!
ネット証券は「投資でお金を増やす」ために最適、ネット銀行は「日々のお金の管理」をラクにしてくれる便利なサービス。 この2つを組み合わせることで、手数料を節約しながら賢く資産運用が可能になります!
本記事では、ネット証券とネット銀行の違い、メリット・デメリット、そして 最適な口座の組み合わせ まで簡単に解説!これを読めば、どの口座を開設すべきかがスッキリわかります。
【1】ネット証券とネット銀行の違いとは?
まず、ネット証券とネット銀行の基本的な違いを押さえておきましょう。
ネット証券 | ネット銀行 | |
---|---|---|
目的 | 株式・投資信託などの資産運用 | 普段の生活資金管理・決済・貯蓄 |
主なサービス | 株取引、投資信託、iDeCo、NISA | 預金、振込、ローン、決済サービス |
金利・手数料 | 取引手数料が発生(無料の証券会社もあり) | 普通預金の金利が高め、振込手数料が安い場合も |
資産の増やし方 | 株や投資信託の値上がり益・配当金 | 高金利の定期預金や外貨預金 |
簡単に言えば、 「お金を増やす」ならネット証券、「お金を管理する」ならネット銀行 というイメージですね。
では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう!
【2】ネット証券のメリット・デメリット
✅ ネット証券のメリット
- 手数料が安い
店舗型証券会社に比べて、売買手数料が格段に安い!取引回数が多い人ほどコスト削減につながります。 - NISAやiDeCoが使いやすい
ネット証券なら、少額から非課税で投資ができる「NISA」や「iDeCo」の口座が簡単に開設できます。 - 取引の自由度が高い
スマホやPCから24時間いつでも取引可能!忙しい人でもスキマ時間で資産運用ができます。 - 投資商品が豊富
株、投資信託、ETF、FX、債券など、幅広い商品を取り扱っているため、自分の投資スタイルに合った商品を選べます。
❌ ネット証券のデメリット
- 元本保証がない
投資にはリスクがあり、元本割れする可能性があります。預金のように「絶対に減らない」わけではないので、注意が必要。 - 自己責任で運用が必要
対面でのアドバイスが受けられないため、投資判断はすべて自分次第。初心者は勉強しながら運用する必要があります。
【3】ネット銀行のメリット・デメリット
✅ ネット銀行のメリット
- 金利が高い
大手銀行と比べて普通預金の金利が高いことが多く、お金を預けているだけでも増えやすい。 - 手数料が安い
他行への振込手数料が無料だったり、ATM手数料が無料になる回数が設定されていたりするので、節約につながる。 - スマホで完結できる
店舗に行かなくても、スマホやPCから簡単に振込や決済が可能。銀行に行く手間がなくなる! - キャッシュレスとの相性が良い
スマホ決済やQRコード決済と連携しやすく、ポイント還元を活用すればさらにお得!
❌ ネット銀行のデメリット
- 現金の入出金がしにくい
店舗がないため、大量の現金を入金・出金するのはやや不便。ただし、提携ATMを使えば解決できることも。 - 対面サポートがない
相談窓口がオンラインのみなので、直接説明を受けたい人には不向き。
【4】ネット証券とネット銀行、両方持つのがベストな理由
ネット証券とネット銀行は、それぞれのメリットを組み合わせることで、より便利に使えます。
💡 例えばこんな使い方!
- 投資資金の入出金をスムーズにする
ネット銀行 → ネット証券に資金移動することで、スピーディーに投資ができる! - ATM手数料や振込手数料を節約
ネット銀行なら無料で資金移動できるので、無駄な手数料を払わずに済む。 - お金を効率よく増やせる
生活費はネット銀行、投資用の資金はネット証券、と分けて管理することで、ムダ遣いを防ぎつつ資産を増やせる。
【5】オススメのネット証券&ネット銀行の組み合わせ
ネット証券とネット銀行を 相性の良い組み合わせ で利用すると、手数料の節約やポイント還元など、お得な特典を受けられることが多いです。以下、それぞれの組み合わせについて詳しく解説します!
✅ 楽天証券 × 楽天銀行(楽天経済圏を活用!ポイント還元も◎)
楽天証券と楽天銀行を連携すると、 「マネーブリッジ」 というサービスが利用できます。これにより、以下のようなメリットがあります。
🔹 普通預金金利がアップ!(※適用には条件あり)
大手銀行の普通預金金利は 0.1% ですが、楽天銀行と楽天証券を連携すると 0.18% にアップ!(※2025年2月現在)
🔹 楽天ポイントが貯まる「ハッピープログラム」
楽天銀行の口座を楽天証券と連携させると、以下のように楽天ポイントが貯まります。
- 投資信託の買付や分配金の受け取りでポイントゲット!
- ATM手数料無料回数が増える!
楽天経済圏を活用している人には、 最もお得な組み合わせ です。
✅ SBI証券 × 住信SBIネット銀行(ハイブリッド預金でスムーズな資金移動!)
SBI証券 と住信SBIネット銀行を連携すると、 「SBIハイブリッド預金」 という独自サービスが利用できます。
🔹 証券口座と銀行口座の資金移動が自動化!
- 証券口座に資金が足りないときは、自動で銀行口座から資金を移動!
- 証券口座で売却した資金は、すぐに銀行口座に反映される!
🔹 普通預金金利がアップ!(※適用には条件あり)
大手銀行の普通預金金利は 0.1%ですが、SBIハイブリッド預金にすると 0.11% にアップ!(楽天証券×楽天銀行には劣るが、一般の銀行よりは高い)(※2025年2月現在)
🔹 手数料無料の「スマートプログラム」
- SBI証券での取引に応じて、 住信SBIネット銀行のATM手数料や振込手数料が無料 に!
- Tポイント、Pontaポイント、Vポイントが貯まり、投資にも使える!
「手数料をできるだけ抑えたい」「資金移動をスムーズにしたい」という人におすすめの組み合わせです。
SBI証券との連携はSBI新生銀行もおすすめ!

✅ マネックス証券 × auじぶん銀行(スピーディーな資金移動が魅力)
マネックス証券とauじぶん銀行を連携すると、 「即時入金&自動引き落とし」 の機能が便利に使えます。
🔹 投資資金の移動がスムーズ!
- 証券口座への入金がリアルタイムで反映!
- 銀行口座から自動引き落とし設定も可能!
🔹 Pontaポイントやau PAYを活用できる!
- auじぶん銀行は、Pontaポイントやau PAYと相性が良く、キャッシュレス決済もお得に活用可能!
- auじぶん銀行の優遇プログラムにより、ATM手数料無料回数が増える!
「普段からPontaポイントを貯めている」「au経済圏を利用している」という人には、相性抜群の組み合わせです。
📌 まとめ:どの組み合わせが自分に合う?
ネット証券 | 相性の良いネット銀行 | おすすめポイント |
---|---|---|
楽天証券 | 楽天銀行 | 楽天ポイントが貯まる!楽天経済圏ユーザー向け |
SBI証券 | 住信SBIネット銀行 | 手数料無料&スムーズな資金移動が可能 |
マネックス証券 | auじぶん銀行 | 即時入金&Pontaポイントが使える! |
それぞれの証券会社と銀行を 組み合わせて使うことで、お得度がアップ します。自分のライフスタイルやポイントの貯め方に合わせて、最適なペアを選びましょう!
まとめ
ネット証券とネット銀行は、それぞれ役割が違いますが、 両方持つことで資産管理がもっと便利に!
📌 ネット証券が向いている人
✅ 投資でお金を増やしたい
✅ 手数料を抑えて取引したい
✅ NISAやiDeCoを活用したい
📌 ネット銀行が向いている人
✅ 生活費や貯金を効率よく管理したい
✅ ATM手数料や振込手数料を節約したい
✅ キャッシュレス決済をよく使う
これから口座を開設する人は、 自分に合った証券会社&銀行の組み合わせを選び、賢くお金を増やしていきましょう!