はじめに
オルカンって何?

「オルカンって最近よく聞くけど、そもそも何の事?」
新NISAやiDeCoに興味をもって調べてみたら「オルカン」や「S&P500」という言葉を目にしたり、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
実はオルカンの正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」といい、投資初心者から経験者まで幅広く支持されている超優秀なインデックスファンドです。
この記事では、オルカンの基本的な特徴からメリット・デメリット、をできるだけわかりやすく・深く解説します。これを読めば、「オルカンって結局どうなの?」という疑問がスッキリ解消され、投資に一歩踏み出す自信がきっと持てますよ!
オルカンの特徴:世界中に投資できる万能選手
1. 世界中の企業に分散投資できる
オルカンの最大の特徴は、アメリカ、ヨーロッパ、日本といった先進国だけでなく、中国やインド、ブラジルなどの成長著しい新興国まで、世界中の株式市場に幅広く投資できること。
例えるなら、「アメリカだけに全財産を預ける」のではなく、「世界中の有望な地域に少しずつ分けて投資する」感覚です。これにより、「アメリカ経済が落ち込んでも、アジアが好調なら全体ではバランスが取れる」というリスク分散効果が期待できます。
2. 驚くほど低コストで運用できる
オルカンを提供するeMAXIS Slimシリーズは、とにかく「コストを抑える」ことにこだわっています。オルカンの信託報酬(年間手数料)は約0.1%程度と、業界最低水準。
これがどれだけすごいかというと…
例えば1000万円を20年間投資した場合:
- 手数料1%のファンド:約180万円が手数料に消える
- オルカン(約0.1%):約20万円程度の手数料
この差、長期投資では本当に大きいんです!
3. 自分で何もしなくていい(自動リバランス)
投資をしていると、時間の経過とともに「アメリカの比率が増えすぎた」「新興国の比率が減った」など、当初の投資バランスが崩れてきます。
普通なら自分で「あの国を売って、この国を買おう」と調整(リバランス)する必要がありますが、オルカンは自動でこれをやってくれます。つまり、「放っておいても適切な配分を維持してくれる」という、忙しい現代人には嬉しい機能付きなんです。
オルカンのメリットとデメリット:正直に話します
メリット
- 世界中に分散できる安心感:「卵は一つのカゴに盛るな」というのは投資の鉄則。オルカンなら世界中に分散投資できるので、どこか一つの国や地域が不調でも、全体のダメージは抑えられます。
- とにかく安いコスト:前述の通り、手数料の安さは長期投資ではものすごく重要。オルカンはこの点でトップクラスです。
- ほったらかしOK:自動リバランスのおかげで、「毎日相場をチェックする」なんて面倒なことは不要。忙しい人でも無理なく続けられます。
デメリット(正直な部分)
- 為替の影響は避けられない:海外の株式に投資するので、円高になると評価額が目減りします。逆に円安なら恩恵を受けますが、変動要素であることは覚えておきましょう。
- 成長スピードに差がある:アメリカのような高成長国と、成熟した経済圏では成長率に差があります。「米国株オンリー」の方が短期的には高いリターンが出る場合もあります(もちろんリスクも高いですが)。
オルカンを買うならどこがおすすめ?楽天証券とSBI証券を簡単比較!
「オルカン、始めてみようかな」と思ったときに、多くの方がつまずくのが

「どこの証券口座で買うべき?」
という疑問。 私も最初は迷いました。でも実際に使ってみると、それぞれの特徴や向いている人がハッキリ見えてきたんです。
ここでは、オルカンを購入するのにおすすめの2大証券会社「 楽天証券 」と「 SBI証券 」を、実際に2つの証券会社を使っている経験もふまえて比べてみます。
【楽天証券のメリット】
- 楽天ポイントで投資できる(SPU対象)
- 楽天カード決済で最大1%ポイント還元
- 楽天経済圏との連携が抜群に便利
【SBI証券のメリット】
- 三井住友カードでの投信積立でポイント還元(最大5%キャンペーンあり)
- 住信SBIネット銀行との連携で自動入金や為替手数料がお得
- Tポイント・Vポイントも使える
結局どちらを選べばいい?
筆者の体験
私は現在「 楽天証券 」と「 SBI証券 」両方の証券会社の開設をして、メインは楽天証券を使っています。理由は単純、画面がSBI証券よりも見やすいから。もちろんSBI証券の画面が意味不明なわけではなく、直感的に楽天証券の画面の方が少し見やすいからといった感じです。どちらも取扱商品や手数料に大きな差はないので、「私は楽天経済圏だから」「私は三井住友カードや住信SBIネット銀行を使っているから」という理由で全然OKだと思います。
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オルカンと他のインデックスファンドの比較
ファンド名 | 投資対象 | 個人的な所感 |
---|---|---|
オルカン | 全世界株式 | 初心者にもおすすめの万能選手。分散効果が高い |
S&P500 | 米国大型株 | 過去のリターンは高いが、米国一国に集中するリスクも |
全米株式 | 米国全体 | 米国の大型〜小型株まで広く投資できる |
先進国株式 | 先進国のみ | 新興国リスクを避けたい人向け |
オルカンはこんな人におすすめ!
- 「投資は初めてで、何を選んだらいいかわからない…」という方 → オルカンなら世界中に分散できるので、初心者でも安心して始められます
- 「毎日相場をチェックする時間なんてない!」という忙しい方 → 自動リバランスで調整してくれるので、ほったらかしでOK
- 「老後が不安だから、長期で安定して増やしたい」という方 → 長期投資ほど分散効果とコストの低さが効いてくるので、まさに理想的
- 「一つの国に全部投資するのは怖い…」という慎重派の方 → 全世界に分散するので、一国のリスクを避けられます
まとめ
オルカンで始める全世界株式投資
オルカンは、世界中の株式市場に一気に投資できる、しかも低コストのインデックスファンドです。特に投資初心者や、「堅実に長期で増やしたい」という方にぴったりの選択肢だと思います。
私自身、最初はどんなものに投資して良いか全くわからなかったので、低コストで世界中の株式市場に一気に投資できるオルカンのおかげでいきなりギャンブルのような投資を始めなくて済んだと感じています。最初は少額からでも始めてみることで、投資の世界への第一歩を踏み出せるはずです。
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