そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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美容師さんの判断はすべて同じではありません

美容室
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この記事を書いた人
Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している現役美容師(歴20年以上)・【美容室に関する事】【健康や美容に関する事】【その他気になった事】を自由に『雑MEMO』としてブログにしてます。

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美容師はみんな同じではなく個人の考えがあります

日々のサロンワークでたまにこんなことがあります。

田舎美容師
田舎美容師

初めまして〇〇様、本日は縮毛矯正とカラーのご予約ですね。

今までのカラーの履歴や縮毛矯正の履歴をお聞きしていきますね。

あなた
あなた

カラー毛先まで毎月明るめにしていて。ブリーチもたまにやりました、前回暗くしたくなって一ヶ月くらい前に黒くしてもらってそれが少し抜けてきて今の茶髪です。縮毛矯正はブリーチやる前に一回やって以来やってないですけど確か一年位前です。

いかがでしょう?あくまで例えのパターンですが、

これは特に新規のお客様に多いです。

そして実際のサロンワークではこれに近い履歴をお持ちの方や、

これ以上のダメージをお持ちの方もいらっしゃる場合もあります。

美容師さんならこころあたりがあるとも思います。

前回の美容師さんは・・・

そしてここからが本題です。

私はこういった場合は必ずリスクの説明をしております。

薬剤に万能の薬剤はないので知識や技術を過信するととんでもない結果になってしまうことも

あるからです。

ですので最悪の場合も説明します。

単純に毛先がチリチリになってしまうといういわゆるビビリ毛という状態の説明もします。

そこで新規のお客様でたまにこういった事を言われる場合があります。

 

あなた
あなた

でもいつも行っている美容室の人(前回の美容室の人)は、「全然かけれるから大丈夫だよ」って言ってたんです。

こんな時は、世の美容師さんを代表して心の中で一言いいます。

「なぜ新規でここに?なぜ前回のお店でやらなかった?」

もちろん新規のお客様として自分のお店を選んでもらえるのは非常にありがたいことでは

あるのですが、残念ながら美容師さんの診断や判断が全て同じになるなんてことはないんです。

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美容師さんによって変わってくる【方法】【診断】【判断】【レベル】

美容室ではいわゆるお店のやり方(マニュアル)もあります、

しかしそれはカウンセリングから施術、お会計という非常に大きな流れでしかなく、

実際の施術の順番や、使用薬剤の最終的な判断は担当スタイリスト個人の判断によります。

カウンセリング方法

希望の髪形、ライフスタイル、髪質、履歴をしっかりと確認、診断する人もいれば、

一通り聞いてすぐに施術し始める人もいます。

お店によってはカウンセリングシート等に沿って進める場合もあるかと思います。

髪質、骨格、顔型の診断

髪質や毛量等も必ずしも全ての美容師さんの意見が一致するとは限りません、

骨格や、顔型も同様です。

多くの場合は美容師さんの意見が一致するかもしれませんが、

その美容師さんの経験等によって変わる場合もあります。

施術工程の判断

髪質やダメージレベルによってどんな工程でどんな薬剤を使用するのか。

次の予約のお客様との時間の兼ね合いも考え、できるだけスムーズに施術が終わるようにするには

どの順番で施術をしたらよいかの順番を決めています。

技術レベルの違い

美容師は人間です、ロボットではないので全く同じ技術レベルというのは

ありえないお話になってきます。

ゲームのようにLv表示やステータス表示もありません。

なので美容師の技術力は、

  • 育ったお店の環境
  • 個人の努力の成果
  • センス

で大きく異なります。

まとめ

【美容師さんはみんな同じ技術力を持っているから同じ判断になる】

は間違い。

美容師の技術力は、

  • 育ったお店の環境
  • 個人の努力の成果
  • センス

で大きく異ってくるし、

美容師も人間なのでお客様の希望に対してのアプローチも当然変わってくる。

同じメニューの相談をした場合でも、違う反応になることも当然ある。

そんなときは施術前のカウンセリングでしっかりと美容師さんのアドバイスを聞いて

リスクもふまえて相談をしながら判断するようにしましょう。

 

 

 

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