坊主にするとくせ毛になる?美容師が本音で語る真実と正しい髪の知識
「昔坊主にしてたから、くせ毛になっちゃったんです」
「パーマをかけすぎたせいで、今はうねりが残っちゃって…」
美容室の現場で、実際にこんな声を耳にすることは少なくありません。
あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも――これは本当なのでしょうか?
結論から言うと、坊主やパーマが原因でくせ毛になることはありません。
ではなぜ、こんな勘違いが広まっているのか?
そして、本当に髪質に影響を与える要因は何なのか?
この記事では現役美容師としての経験と知識をもとに、「坊主=くせ毛説」の真相を分かりやすく解説します。
坊主にするとくせ毛になるの?
結論:坊主がくせ毛の原因ではない
もし坊主が原因でくせ毛になるなら、近年流行している
- 2ブロックスタイル
- フェードスタイル
をしている男性は、頭の下半分だけがくせ毛になるはずです。
でも、そんなことはありませんよね?
つまり、坊主=くせ毛説は誤解なのです。
ではなぜ「坊主=くせ毛」と言われるのか?
原因は「成長期」と「気づきのタイミング」にあります。
- ひと昔前、男子は中学・高校で「坊主頭」が校則や部活のルールとして一般的でした。
- 多くの男性の髪質が変わるのは、小学校高学年から中学にかけての思春期。
- このタイミングで髪質が変化しても、坊主にしているので「くせ毛になったこと」に気づきにくい。
- 髪を伸ばした頃に「坊主にしたからくせ毛になった」と勘違いしてしまった。
つまり本当の原因は「成長期の体質変化」なのです。
筆者の場合
ちなみに私も中学時代に坊主頭にしていた時もありました、さらに今現在は2ブロックスタイルにしたり、刈上げのスタイルもします。
私の場合は今現在も直毛ではありますが、もしも【坊主=くせ毛になる】というのが真実ならば、私もくせ毛になっていないとおかしくなってしまいます。
このことからも坊主とくせ毛には直接の因果関係はないことがわかると思います。
パーマでくせ毛になるって本当?
結論:パーマは新しく生えてくる髪には影響しない
パーマは「頭皮から出ている毛」に薬剤をかける技術です。
つまり、これから生えてくる髪の毛には影響を与えません。
「パーマをかけすぎてくせ毛になった」というのは誤解なのです。
本当の原因は「体の変化」
男性も女性も思春期や成長期には特に、体内のホルモンバランスが変化し、そのことが髪質に大きく影響します。
- 思春期
- 成長期
- 月経
- 妊娠・出産
- 更年期
- 加齢によるたんぱく質量の変化
日々のサロンワークの経験上でも、様々な方からのお話を聞く限り、これらの要因で直毛だった人の髪がうねりやすくなったり、もともとあったクセが強くなったりする場合もあります。
例:お客様のエピソード
これも日々のサロンワークでの実際の経験ですが、10代からご来店いただいていたお客様が、元々直毛だったので年に2~3回程パーマをかけたりしていましたが、20代となり、結婚、妊娠、出産を経てから、パーマをかけていなくても自然にうねりが出るようになりました。
他にも同じような変化のあるお客様もいらっしゃいます。化学者ではないので断言はできませんが、パーマのせいではなく、妊娠、出産、や加齢によるホルモンバランスの変化が原因といえるのではないでしょうか。
坊主・パーマ以外で髪質に影響を与える要因

髪質の変化には坊主やパーマ以外にも原因があります
- 成長期(思春期のホルモン変化)
- 月経周期
- 妊娠・出産
- 更年期
- 加齢によるたんぱく質の減少
- 生活習慣(睡眠不足・ストレス・食生活)
つまり「坊主やパーマ」ではなく「体の変化」や「生活習慣」が髪質に影響しているのです。
くせ毛と上手に付き合うためのアドバイス
- 毎日のヘアケア:引っかからずにとかせるブラシを使う
- ドライヤー選び:強風&低すぎない温度のものを選ぶ
- カットの工夫:くせ毛を活かすデザイン、例えば「メンズおしゃれ坊主」や「くせ毛を活かした丸刈り」も選択肢
- 美容師への相談:くせ毛の悩みは一人で抱え込まず、信頼できる美容師に相談することが大切
よく検索される関連ワードと答え
- 坊主 くせ毛 → 坊主が原因ではなく成長期が原因
- くせ毛 坊主 おしゃれ → くせ毛を活かした坊主はむしろおしゃれに見える
- 坊主 から 伸ばす くせ毛 → サイドは短く、トップに動きを残すスタイルが◎
- メンズ ボウズ くせ毛 → フェードやツーブロックと合わせると清潔感UP
まとめ:筆者の意見
- 坊主やパーマが原因でくせ毛になることはありません。
- 髪質の変化の本当の要因は「思春期・ホルモンバランス・加齢・生活習慣」。
よく世間で言われる、「坊主=くせ毛説」というのは成長期や思春期に自分の体に起きた一つの変化。
そしてその変化にタイミング的に気がつかなかったという事。髪質の変化をネガティブに捉えるのではなく、自分の髪をどう活かすかを考えてみてください。