髪型を変えたいと思って美容室に行ったのに、なぜかいつも同じような仕上がりに…。
実は、似たような髪型になってしまうのには“ある共通点”があるんです。
本記事では、美容師目線で「同じ髪型になる理由」と「脱・マンネリのための解決策」をわかりやすく解説!
「いつも変わり映えしない…」と感じているあなたに、イメチェン成功のヒントをお届けします♪
結論:原因は“オーダーの仕方”にあった!
同じような髪型になってしまう最大の原因は、美容師さんへの「オーダーの仕方」にあります。
そして、以下の5つのオーダーをしている方は要注意。
同じ髪型になりやすい5つのオーダー
例えばあなたはこんなオーダーをしたことはありませんか?
- 「前髪はすぐ伸びてきて目に入ってきちゃうから短くしてください。でも眉毛が出ちゃうのは嫌だから眉毛の下くらいまでで切りたいです。」
- 「顔周りは輪郭隠したいから、顔周りの毛は長めに残してほしいです。」
- 「肩についてはねると気になるから肩についてはねない長さにしたいです。」
- 「普段は縛ってるんだけど、暑いし乾かすの大変だから縛れる長さギリギリ位で切ってほしいです。」
- 「お手入れはめんどくさいからできるだけお手入れしやすくお願いします。」
- 前髪を目の上〜眉下に限定する
- 輪郭を隠すために顔周りの長さを顎に限定する
- 外ハネが嫌で肩上・肩下の長さに限定する
- 縛れるギリギリの長さに限定する
- とにかくお手入れ重視
これらのオーダーがけっして悪いわけではありません。
しかし「毎回同じ髪型になってしまう」ことに悩んでいるなら、どれかに当てはまっていないか見直してみてください。
1. 前髪の長さを“目の上〜眉下”に限定している
前髪の範囲を【目の上~眉毛の下】という範囲で限定された場合は、
確かに前髪は目に入ると非常に気になるものです、できるだけ目に入らない長さにしてそれが長持ちするように長持ちさせたいものです。
しかし眉毛が見えてしまうと個性的にもなり印象も大きく変わってしまいます。
必然的に目の上~眉毛の下という長さになってしまい、そのわずか数センチで大きく印象を変えることは非常に難しくなってきます。
解決法・イメチェン案
- 厚みを変える(軽くする)
- アイロンでカールをつける
- 少し伸ばして流す、分ける
- 目を超える長さにチャレンジしてみる
鏡に映ったとき、最も目立つのが前髪です。
少しの変化でもイメージは大きく変わるので、まずは前髪から挑戦するのがおすすめです。
2. 顔周りの毛を“顎付近”に限定している
輪郭(顔型)等へのコンプレックスはだ誰しも気になるものです。
しかし「顔の輪郭が気になるから輪郭を隠すように残したい」と言っている方でも、
- 顔周りの毛も含めて縛ってしまっている
- 顔周りの毛を残して切ってもらったが耳にかけていることが多い
という方も多数いらっしゃるのではないでしょうか?
もちろんコンプレックスへの不安は重々理解できますが、日々サロンワークをして感じていることは、コンプレックスだと思い込み、重度に気にしすぎのかたも非常に多いです。
顔はある程度丸いものです、顔周りの長さに固執して新しい可能性をつぶしてしまっている状態の方が非常にもったいないので、思い切っていつもより長さを切ってみるのも良いでしょう、少し切るだけでも前髪と同じく正面というのは自分も他人も変化に気が付きやすい所なので変化を感じやすいはずです。
解決法・イメチェン案
- 顔型に合った長さを美容師さんと相談する
- メイクでも輪郭カバーは可能
- 顔周りの毛に少しレイヤーや動きを出す
輪郭は気にしすぎないこともポイント。
“隠す”より“活かす”ことで印象が変わることもあります。
3. 外ハネが嫌で肩上・肩下に限定している
肩についてはねたくないとういう場合は、
肩に着く長さというのは、人間には肩が必ずありますので、そこに毛先が触れたり乗ったりすることを避けることはできません。
ご自身で毛先を内巻きにできるとき以外はどうしてもはねやすいのです。
しかし、
むしろ外はねが流行であるときもあります。
はねを生かせる髪型に挑戦することでいつもの自分と違った魅力を出せることもあるのではねを生かす髪型の相談をしてみるのをお薦めします。
解決法・イメチェン案
- 毛先を活かして“外ハネスタイル”に挑戦
- はねてもいいようなカット・レイヤーに調整
- スタイリングで遊びを取り入れる
少し勇気を出して、今まで避けていた長さやスタイルに挑戦してみましょう。
4. 縛れるギリギリの長さに限定している
お仕事上の都合や、日々のお手入れの簡単さも充分にわかりますが、もし変化を望む場合は、毛先にウェーブやカールをつけて縛ることや、ある程度伸ばして簡単なセットをすることをお薦めします。
もちろんすぐにはできないことが多いと思いますが、現在はWEBやSNS等でも簡単なアレンジは捜せば簡単に見つかります。
何か一つでもできるようになるだけでも変化は大きいので、焦らずにまずは一つでもできるようになったり、他にも美容師さんにパーマの相談をしてみたりしてみるのも良いでしょう。
もちろん縛らなくてもよい長さまでバッサリとカットしてイメチェンするのもお薦めです。
解決法・イメチェン案
- 縛った状態でのアレンジを工夫(くるりんぱ、三つ編み、ハーフアップ)
- パーマやアイロンでウェーブやカールをつける
- 思い切って縛らなくてもいい長さにカットする
まずは簡単なアレンジからでもOK。
少しずつ慣れると、変化の幅が広がります。
5. とにかく楽なお手入れ重視
大前提としてほとんどの美容師さんが
そしてこの「お手入れしやすいように」という一言でかなり髪型が限定されてしまいます。
- 段(レイヤー)の入れ具合
- 毛量の調節
- 乾かしかたやセット剤の有無
多くの場合は、まとまりを重視すればするほど美容師さんは
- 段(レイヤー)は低く
- 毛量は重めの調節で
- 肩についてはねない長さ
というオーダーを重視して、肩上のボブ系、もしくは肩下でも動きの少ない重めのレイヤーといった髪形に限定されがちだと感じます。
まずはカウンセリングの際に「お手入れしやすく」というオーダーよりも前に普段あなたが行っているお手入れを話しましょう。
- コテやアイロンは使うか
- ブローはするか
- セット剤は使うか
一つでもやっていると話してもらうだけでも髪形の幅は広がります。
逆にもし一つも行っていない場合は、一つでも習慣にできれば髪形の幅は広がります。
解決法・イメチェン案
- スタイリング剤の使い方を変える
- 少しだけレイヤーを入れる
- 毛量調整で動きを出す
- 朝5分だけセットする習慣をつける
楽を優先しすぎると、髪型の幅は狭まります。
美容師さんに「少し変化をつけたいけど、お手入れは楽にしたい」と具体的に相談してみましょう。
まとめ|髪型を変えたいなら、“いつもと違う自分”にチャレンジしてみよう!
「同じ髪型ばかりで飽きてきた…」と思っている方は、まずはオーダー内容を見直してみましょう。
変化を出すために大切なのは、「少しの勇気」と「いつもと違う選択」。
- 切りたくない → 切ってみよう
- やりたくない → やってみよう
- 気にしている → 気にするのをやめよう
といった感じに何か一つでも変えてみると髪形が変わり、髪型が変われば気分も変わります。新しい自分に出会うチャンスは少しの変化で可能です!
💡「印象を変えるのは、ほんの少しのスタイリング次第!」
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