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【セニング(梳きバサミ)を使わない】美容師さんは上手?

美容室
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この記事を書いた人
Yukimaru

静岡で小さな美容室を経営している現役美容師です。この『失敗回避no雑MEMO』は現役美容師ならではのちょっと変わった視点からの雑MEMOや。色々と個人的な勉強の雑MEMO、購入して良かった物の雑MEMO等思いついたことを雑MEMOしております。美容室のお話は専門的ですが、その他についてはあくまで個人的な勉強の雑MEMOなので軽い感じで読んでくださいね。

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2000年代に入ったころからでしょうか、

雑誌やWEB、メディア等でもこんな言葉が目につくようになりました。

  • ハサミ一本で仕上げる
  • ドライカット
  • 梳きバサミ(以下セニング)は使わず

そして極々一部の美容師さんの間でも

セニングを使う美容師は上手くない

なんて言い出し

セニングを使う美容師は下手で、ハサミ一本で切ってくれる美容師さんが上手

なんて思っている方も現れ始めました。

そしてこのことを売りにし、雑誌しやWEB、メディア等でアピールするようになり、

一般のお客様の中でもハサミ一本で仕上げる美容師さんが上手いと思う方も出始めました。

これは本当にそうなのでしょうか?

セニング(梳きバサミ)を使わない美容師さんは上手?

セニング使用 = 下手? ハサミ一本で仕上げる = 上手い?

ここから先のお話はあくまで私個人の見解のお話になりますので、私のお話が美容業界全体に当てはまるお話ではないことをご理解いただきますようお願いいたします。

まずは私個人の意見として結論から言いますと、

セニングを使う美容師さんが下手で使わない美容師さんが上手という事はありません。セニングを使用していてもカットがすごく上手い方や、ハサミ一本で仕上げてもカットが下手な方もいます。

カウンセリングでオーダーされる「〇〇は使わないでほしい」

現役美容師の私Yukimaruも、日々のサロンワークでこんなことをオーダーされる場合があります。

田舎美容師
田舎美容師

初めまして〇〇様。本日はカットですね?やりたい感じは決まっていますか?

あなた
あなた

やりたい感じはこんな感じなんですけど。できればセニングは使わないでほしいです。

もちろんこういった場合に私は何故セニングを使わないでほしいのかを聞くようにしています。

理由は様々ですが、特に多い理由の一つが

セニングで梳かれすぎた

というものです。

このセニングで梳かれすぎたという理由と、美容師側がよくPRしている

ハサミ一本で丁寧にカット

のような耳障りの良い言葉が合わさり

ハサミ一本で仕上げる美容師さんが上手という認識に至ってしまっているのではないかと思います。

美容師さんの技術に制約をかける場合は注意も必要

もしもカウンセリングの際に美容師さんの技術や道具に制約をかける場合は注意も必要ですので、

下記の記事も参考にしてみてください。

※もちろんお客様の過去のトラウマ等によって道具や技術の制約があった場合は、無理やり説得して制約のあった道具や技術を使うという事は普通はしません。徐々に何がいけなかったのかを説明して自分のパフォーマンスに合わせて制約を取り除いていくようにしていきます。

セニングはパサつく?ハサミはパサつかない?

セニングの悪いイメージとして

セニングはパサつく

という事があります。これははっきり言って事実だと私も感じます。

しかし、ハサミ一本で髪の毛の中間部をカットしてもパサつきは出ます。

もっと言えば髪の毛との相性もあります。

セニングだろうとハサミだろうとパサつきやすい髪質(ダメージ等も含め)の方はパサつきます。反対に、セニングだろうとハサミだろうとパサつきが出にくい髪質(ダメージ等も含め)の方はパサつきにくいです。さらに言うと、セニングだろうとハサミだろうと、入れる位置(セニングやハサミを)や、量によってはパサつきがどちらも出ますし、逆に入れる位置と量によってはどちらでもパサつきは出にくいです。

カットの上手い、下手とは?

そもそもカットの上手い、下手というのも極論は主観になってしまうので

  1. 美容師から見ても上手で、一般の方から見ても上手
  2. 美容師の目から見ると上手だけど、一般の方から見ると下手
  3. 美容師の目から見ると下手だけど、一般の方から見ると上手
  4. 美容師から見ても下手で、一般の方から見ても下手

という4つのパターンになってきます。

当然、1が一番良くて、4が一番良くないですよね?

間の2と3は選ぶ人によって違ってきます。

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使う道具の種類や使い方は美容師さん次第

セニングを使おうとハサミ一本で仕上げようと何よりも大事な事は

お客様の満足

となります。

美容師側に満足でセニングは悪だと決めつけず、目的達成の為に自分のパフォーマンスを最大限発揮

できることができればどちらでも良いと思います。

カリスマなんて少し古い言葉を使いますが、世の中には

  • ハサミ一本で切るカリスマ美容師
  • セニング(梳きバサミ)をガンガン使うカリスマ
  • レザー(髪の毛用のカミソリ)のみで素敵なスタイルをつくるカリスマ

もいます。

さらには世界に目を向ければ、

  • 包丁でカットする
  • 火で炙ってカットする
  • 目隠しをしてカットする
  • 踊りながらカットする

なんて方達も本当にいます。

大切なことは

その道具を使うから上手いではなく。その道具を使いこなしてお客様の希望を叶えるから上手い

という事だと私は考えております。

絵に例えてみると

最後に一つ例を挙げてみましょう。

ここで例えるのは絵です。絵には

水墨画や、水彩画、油絵、版画等、様々な絵があります。

例えばあなたが動物の絵をリクエストしたとします。

様々な画家の方が、水墨画や、水彩画、油絵、版画等で動物の絵を描いてくれました。

もちろん画家の方達はみんな絵が上手です。誰がみても上手な動物をそれぞれ描いてくれました。

しかしここで

油絵を描く人が一番上手だ!!水墨画なんて下手くそが描く絵だ!!

とはなりませんよね?又は、

筆を使って書くなんて下手くそだ!!指で繊細に描くのが上手だ!!

なんてなりませんよね?

大事なことは

どの道具を使っているかではなく、希望のスタイルにするために必要な道具を使いこなしているかということになるのです。

やはり絵の場合でも、この道具を使うから上手い、この画風だから上手い、

というように優劣の基準は自分の主観となり結果見た人次第となるのです。

まとめ

個人の見解にはなってしまうが

セニングを使う美容師は下手で、ハサミ一本で切ってくれる美容師さんが上手

なんてことはなく、

セニングを使用していてもカットがすごく上手い方や、ハサミ一本で仕上げてもカットが下手な方もいます。

今までにセニングを使用したカットで

セニングで梳かれすぎてしまったという事もあるかもしれませんが、その場合は

セニングが悪いのではなく、美容師のセニングの使い方が悪かった

という事になります。

また、美容師さんの技術や道具に制約をかける場合は注意も必要となります。

セニングの悪いイメージとして

セニングはパサつく

という事があるが。これはハサミ一本で切ろうと中間部をカットした場合にパサつきは出ます。

経験上、髪の毛との相性もあり、

  • セニングだろうとハサミだろうとパサつきやすい髪質(ダメージ等も含め)の方はパサつき
  • セニングだろうとハサミだろうとパサつきが出にくい髪質(ダメージ等も含め)の方はパサつきにくい
  • セニングだろうとハサミだろうと、入れる位置(セニングやハサミを)や、量によってはパサつきがどちらも出る
  • 逆に入れる位置と量によってはどちらでもパサつきは出にくい場合もある

そもそもカットの上手い、下手というのも極論は主観であって

  1. 美容師から見ても上手で、一般の方から見ても上手
  2. 美容師の目から見ると上手だけど、一般の方から見ると下手
  3. 美容師の目から見ると下手だけど、一般の方から見ると上手
  4. 美容師から見ても下手で、一般の方から見ても下手

という4つのパターンになってくるので、人によって感じ方は様々。

何よりも大事な事は、使う道具の種類や使い方は美容師さん次第であって

何を使おうとお客様の満足が第一

となる。

目的達成の為に自分のパフォーマンスを最大限発揮

できることができればどちらでも良い。

世の中にハサミ以外にも様々な道具を使ってカットする人たちがいて、

その仕上がりに満足している人たちがいるのも事実。

その道具を使うから上手い、下手ではなく。その道具を使いこなしてお客様の希望を叶えることが何より大事。
こちらの記事も参考にしてみてください

 

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