そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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髪色の名前に惑わされない!ヘアカラーの種類とオーダーのコツ【失敗しない美容室選び】

美容室
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Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している脱社畜現役美容師・「美容室・食事・睡眠・運動・習慣」など美容に関する情報や、「お金・税金」に関する情報をのんびり発信中。役立つ知識をゆったりお届けします!

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「キャラメルブラウンにしてください!」とお願いしたのに、仕上がりが思った色と違った…

そんな経験はありませんか? 実は、カラーリングによる、おしゃれな髪色の名前は美容業界で統一されているわけではなく、メーカーや美容師ごとに違うことが多いのです。

名前に惑わされずに、自分の理想のカラーを叶えるにはちょっとしたコツが必要。そこでこの記事では、ヘアカラーの種類や特徴、美容師への伝え方まで簡単解説します。これを読めば「思ってたのと違う…」という失敗を防げる確率がグッと上がりますよ!


髪色の名前に惑わされない!ヘアカラーの種類とオーダーのコツ【失敗しない美容室選び】

おしゃれカラーの名前の正体

ここ近年は、インスタグラムやその他SNS、雑誌でも「#キャラメルブラウン」「#マロンベージュ」「#グレージュ」「#ブルージュ」「#ミルクティーベージュ」といった言葉をよく見かけるようになりましたが、、実はこれらのカラー名は、このカラー名のカラーが存在するわけではなく、多くの場合は、美容師がイメージしやすいように付けている“愛称”なんです。

さらにカラーリングの仕上がりの色というのは、

  • 使うカラーリング剤種類(メーカー等)
  • これまでのカラー履歴
  • 髪質

等によっても違ってくるため全く同じ色というのは不可能なのです。正確には限りなく近い色なのです。

つまり、例えばあなたがもし美容室で「#キャラメルブラウン」とオーダーしても、まず、美容室や美容師によって色の認識も違えば、これまでのカラー履歴や髪質によって、全く違う仕上がりになることがあります。だからこそ、カウンセリングで、名前よりも「実際の色味」を共有することが大切なんですね。


メーカーによる違い

美容室で使われるカラー剤は、ミルボン・ナプラ・ウエラ・資生堂など様々なメーカーがあります。そして、それぞれが独自の色番号や名前を持っています。

例えば「アッシュ」ひとつ取っても、

  • ミルボン → サファイア
  • ナプラ → コバルト
  • ウエラ → A8 などの番号

といった具合に表記が異なります。つまり、美容師はあなたの髪質やこれまでのカラー履歴を考慮して、複数の色をブレンドして「キャラメルブラウン風」に仕上げているのです。

数年前よりホットペッパービューティー等でもよく見かけるようになった【イルミナカラー】というのは、ウェラのカラーブランドの一つです。

美容師が色を作り出すプロセス

カラーは単純に「この色を塗れば完成!」というものではありません。美容師は以下のプロセスを踏んで色を作り出します。

  1. カウンセリング(お客様の希望 (色と明るさ、鮮やかさは?)
  2. これまでのカラー履歴の確認(前回はいつ?何色系?明るさや鮮やかさは?)
  3. 今現在の髪の毛の状態の確認 (前回のカラーは抜けてる?ダメージは?塗分けは必要?)
  4. 適した薬剤を選択(場合によっては複数のカラー剤を調合して仕上げ)
例えば、「ブルージュ」等の透明感のある透き通るようなカラーリングは、日本人の黒髪の色素であるメラニン色素を大幅に削る必要があるので、できればブリーチ等をしてベースの髪色をできるだけ明るくした状態で適したカラー剤を配合する必要があります。

オーダー時の注意点

では、どうやって美容師に理想の色を伝えれば良いのでしょうか?

  • 名前にとらわれないこと:「キャラメルブラウン」などの名称だけでは不十分。
  • 参考画像を必ず持参する:Instagramや雑誌などの写真を見せると伝わりやすい。
  • 美容師のアドバイスを受け入れる:髪質や状態によっては希望通りにできない場合もあるので、代替案を提案してもらう。

この3つを意識するだけで、仕上がりの満足度は大きく変わります。


ヘアカラーの種類と特徴まとめ

ここで代表的なカラーを整理しておきましょう。これを把握しておくとオーダー時に便利です。

茶髪の種類

  • キャラメルブラウン:明るく軽やかで華やか
  • チョコブラウン:落ち着いた大人っぽい印象
  • アッシュブラウン:赤みを抑えた透明感

金髪の種類

  • イエローブロンド:元気で活発な印象
  • ホワイトブロンド:ハイトーンでモード感抜群
  • シャンパンゴールド:柔らかく女性らしい雰囲気

流行カラー

  • グレージュ:グレーとベージュを合わせた透明感カラー
  • ブルージュ:赤みを抑えてクールに見える
  • ミルクティーベージュ:ふんわり優しい印象
  • オリーブベージュ:肌なじみが良くナチュラル

特殊カラー

  • インナーカラー:内側だけ色を変えてアクセント
  • イヤリングカラー:顔周りだけ明るくして立体感
  • ハイライト:細かい筋状の明るさで動きを出す
  • バレイヤージュ:自然なグラデーション

メンズ向け

  • 黒髪アッシュ:爽やかでビジネスシーンにも◎
  • ダークブラウン:自然な明るさで印象アップ
  • ブロンド系:個性を出したい人におすすめ

白髪染めの種類

  • アルカリカラー:しっかり染まる一般的な白髪染め
  • 酸性カラー:ダメージを抑えながらぼかす
  • ヘナカラー:天然成分で髪に優しい
  • オーガニックカラー:地肌に配慮した自然派
カラー剤の種類によっては、黒髪を明るくできなったり、色味が限定されたり、白髪の染まりが悪かったりします。美容師も万能カラーは求めていますが、どれも一長一短それぞれに特徴があるので、普段のカラーリングから変える場合は、必ず美容師にそれぞれのカラーのメリット・デメリットもきくようにしましょう。

まとめ

おしゃれな髪色の名前は便利ですが、それに振り回されてしまうと「イメージと違う」という失敗につながります。大切なのは、名前ではなく「イメージを画像で共有すること」と「美容師ときちんと相談すること」。

私自身も日々のサロンワークでは、色の名前よりも、SNSの画像等を見たときに、自分とお客様が実際にどんな感じに見えているかの共有を大事にするようにしています。そのうえで、現在までのカラーの履歴やダメージの履歴を参考にどうやったらできる限り近づけることができるかの説明をしています。

少しでも理想のカラーに近づけるように、気になる髪色の画像を2〜3枚用意して行くのもおすすめです。きっと理想のカラーに近づけますよ!

 

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