そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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【美容師が解説】なぜ髪型が毎回同じになる?理想のスタイルを叶えるオーダー方法

黄色の吹き出しに「NG」と書かれた注意喚起のイメージ 美容室
NG行動ややってはいけないポイントを表すイメージ
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この記事を書いた人
Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している脱社畜現役美容師・「美容室・食事・睡眠・運動・習慣」など美容に関する情報や、「お金・税金」に関する情報をのんびり発信中。役立つ知識をゆったりお届けします!

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「たまには新しい髪型に挑戦したい!」でも現実は…

黄色い服を着た女の子のキャラクターの吹き出し

「たまには新しい髪型に挑戦したい!」

でも、

「違う美容室に行っても、なぜかいつも同じ髪型になる」
✔ 「思い切ってヘアチェンジしたはずが、結局いつもと変わらない」

そんな経験はありませんか?

実は、その原因は美容師の技術不足というよりも、カウンセリングでのあなたのオーダー方法 に原因があるかもしれません。

日々のサロンワークでも、最初のカウンセリングで”ある言葉”を使うお客様ほど、知らず知らずに自分でいつもと同じ髪型になるようオーダーしてしまっています。つまり、髪型のオーダーの伝え方さえ工夫すれば、あなたもなりたい“理想の髪型”にぐっと近づけるのです。

この記事では、よくあるオーダーの失敗パターンから、正しい伝え方まで、具体例を交えながら簡単に解説します!


なぜ毎回同じ髪型になってしまうのか?

まずは失敗パターンを見ていきましょう。

よくあるオーダー例①:「お手入れ簡単にしてください!」

美容師とのやり取り

茶色いクマのフードをかぶった穏やかな表情のキャラクター

「本日はどんなスタイルにされますか?」

赤い猫のフードをかぶった笑顔のキャラクター

(カタログを見せながら)「こんな髪型にしたいんだけど、不器用だし、できるだけお手入れが楽な感じでお願いします!」

 このオーダーの落とし穴は?

一見よくあるリクエストですが、「お手入れが楽な髪型にしてください」という要望は、美容師にとって 選択肢を大幅に制限 することになります。

✔ 乾かすだけで形が決まるショートボブやワンレンボブ、ミディアムレイヤーなど、限られたスタイルになりやすい
✔ 「ヘアセットが面倒=コテやアイロンを使いたくない」と解釈され、無難な髪型に落ち着く
✔ 結果、いつもと同じようなスタイルになりがち

👉 「お手入れ簡単」=「デザイン性に制約がかかる」 制約がかかると美容師としてもデザインの幅をだしづらくなってしまいます。


よくあるオーダー例②:「顔周りは長めで!」

美容師とのやり取り

茶色いクマのフードをかぶった穏やかな表情のキャラクター

「今日はどんな感じにしますか?」

赤いネコ耳フードを被った落ち着いた表情のキャラクター

「この画像みたいな感じで!でも、顔周りの長さは輪郭を隠せるように長めがいいです。」

このオーダーの落とし穴は?

「輪郭を隠したい」という意識が強すぎると、ヘアスタイルの幅が狭くなります。

特にこんな場合は要注意!
✔ 髪を結ぶことが多い → 顔周りの毛が結局意味をなさない
✔ ワイドバング(幅広めの前髪)→ 小顔効果が薄れる
✔ 顔周りの毛をピンで止める → 隠すつもりが逆に目立ってしまう

👉 「顔周りの長さ」にこだわりすぎると、ヘアスタイルの幅が狭まり理想から遠ざかるケースも。

本当に顔周りの長さは必要? 一度考えてみましょう!

美容師が考える「お手入れ」とは?

美容師から「お手入れ」という言葉を聞くと、すぐに難しいイメージを持ってしまうかもしれません。でも、美容師が言う「お手入れ」と、あなたが思っている「お手入れ」にはズレがある ことが多いのです。

美容師の考える「お手入れ」

ドライヤーで根元をしっかり乾かす(髪型がまとまりやすくなる)
洗い流さないトリートメントをつける(ツヤとまとまりが出る)
前髪や顔周りだけ軽くブロー(印象がぐっと変わる)

実は、たったこれだけでスタイルの持ちが大きく変わるんです!

実際に日々のサロンワークでもお客様から「朝、毛先だけでも洗い流さないトリートメントをつけるようにしたら一日のまとまりが違った。」という話を聞く事もあります。非常に簡単な事ですが、これも立派なお手入れの一つなんです。

👉 お手入れ=時間がかかること ではなく、ちょっとした習慣 で大きく変わるのです。


理想の髪型を叶える!オーダーのコツ3つ

では、どうすれば美容室で 理想の髪型を手に入れられるのか? 美容師が「提案しやすいオーダー方法」をお伝えします!

① 仕上がりの雰囲気を伝える

🆗 「〇〇みたいな大人っぽい雰囲気にしたい」
「お手入れ簡単な髪型にして!」

✔ 「ふんわり軽い感じ」や「まとまりがいい感じ」など、感覚的なイメージ を伝えるのがコツ!

👉 具体的な芸能人を挙げるのも効果的。
「石田ゆり子さんみたいな柔らかいショート」
「吉瀬美智子さん風のクールなボブ」

画像等がある場合は、”できる””できない”は自分で判断せずまずは見せてみましょう。

② 普段のライフスタイルを伝える

🆗 「朝のセットは3分以内でできる範囲がいい」
「セットがめんどくさい」

✔生活背景を伝えることで、あなたのライフスタイルに合った提案がしやすくなります!

③前髪・顔周りを細かく指定する

🆗 「前髪を長めにして、流しやすいようにしたい」
「とりあえず前髪は伸ばしたい」

✔ 前髪や顔周りのデザインは全体の印象にも大きく関わります。”あり””なし”だけでなくどんな前髪・顔周りのデザインにしたいのかも伝えましょう。画像があるとさらに◎!


髪型のオーダーでは自分の殻を破ることも必要

例えば実際にサロンワークでも、「ショートカットにしたことない。」「私にショートカットは似合わないと思う。」という方ほど、殻を破ってショートカットにした後の反響が大きく、次回の来店時に嬉しい報告を聞ける場合が多いです。

髪型のオーダーで自分を変えられない最大の要因は、「自分で変わろうとしていない。」ことだとも言えます。変わろうとしないから楽と無難を選び、また変わらない・・・

日々のサロンワークでもよく感じることです。似合うか似合わないかの判断は美容師もしてくれます。大切なことは、まず自分で変わろうとすること。時には自分の殻を破ることも、髪型のオーダーでは必要な事となってきます。

👉 オーダーを変えるには、自分の殻を破る事も大切です。


有名人の髪型をオーダーする時の注意点

なりたい髪型を決める時には、有名人の髪型を参考にする方も多いかと思います。この時よくサロンワークでも聞く言葉として、「顔が違いすぎる。」とか「私に似合うかわからない。」といった一言。

はっきり言います。有名人だろうと一般人だろうと、誰一人全く同じ髪質や骨格の方はいません、違って当然です。なので恥ずかしがらずにまずはなりたい髪型の一つとして画像等を見せてください。

特に有名人の場合はその時その時の髪型が違っていたりもするので、いつの時の髪型かも知りたいので、例えば…

  • 「石原さとみ ショートカット オーダー」
  • 「高嶋 ちさ子 髪型 オーダー」
  • 「高畑 充 希 髪型 オーダー」

といった感じで検索すれば色々な髪型もでてくるはずなので、なりたい髪形の雰囲気を伝えるためにも、なりたい髪形が有名人の場合でも恥ずかしがらずに伝えてみましょう。


どんな髪型のオーダーでも理想の髪形に一定の努力は必要

日々のサロンワークでいつも感じることは、ひと昔前より受動的な方が増えているということ。言い方を変えると、「理想の髪型にはしたいけれど楽なのがよい。」という事。

髪型は単なる外見の一部ではなく、自分をどう見せたいか を表現する大切な要素です。もし次回美容室に行くときは、ぜひ「お手入れ簡単」ではなく、「こんな雰囲気になりたい!」「普段はこういう生活をしている」という事を伝えてみてください。そして何か一つでも良いので、お手入れを習慣化できるようにするとグッと理想の髪形に近づくことができるはずです。

まとめ:オーダー次第で理想の髪型は叶う!

美容室でのオーダーの仕方を少し変えるだけで、理想の髪型に近づけます!

💡 今日から実践できるポイント
「お手入れ簡単!」だけでなく、 なりたい雰囲気を伝える
ライフスタイルに合わせたオーダー をする
「顔周りを隠す」よりもバランスを意識する

あなたのこだわりは、本当に必要?
ヘアスタイルの幅を広げるために、美容師と相談してみましょう!

新しい髪型に挑戦する 第一歩 を踏み出してみませんか?

 

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