そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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美容室で『いつもと同じ』はアリ?髪型に迷ったときの最適な考え方とプロの視点

「自分探し」という言葉を拡大鏡で見つめ直す──迷いの中で見えるヒント。 美容室
「自分探し」という言葉を拡大鏡で見つめ直す──迷いの中で見えるヒント。
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Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している脱社畜現役美容師・「美容室・食事・睡眠・運動・習慣」など美容に関する情報や、「お金・税金」に関する情報をのんびり発信中。役立つ知識をゆったりお届けします!

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「今日もいつもみたいな感じでお願いします」──美容室でそんな風にオーダーしたこと、ありませんか?
実はこの言葉、美容師にとっても“あるある”の定番ワード。でも本当にそれでいいのか、不安になることもありますよね。この記事では「毎回同じ髪型で大丈夫?」「変えたいときはどう伝える?」といった悩みを、美容師目線でわかりやすく解説していきます。

「いつも同じ髪型」は悪いこと?美容室でのオーダーに迷った時の考え方

美容室に行ったとき、こんな風にオーダーしたことはありませんか?


美容師さん:「〇〇様、いつもご来店ありがとうございます!今日はカットですね。どんな感じにしましょうか?」

あなた:「今日も、いつもみたいな感じで大丈夫です。」


このやり取り、実はとても多いんです。長く通っているお客様ほど、「いつもと同じで」というオーダーは一般的です。でも、時にはふとこんな気持ちになることも。


美容師さん:「いかがいたしましょうか?」

あなた:「う〜ん……基本的には同じでいいんだけど、何か変えたい気もするし……でも、どうしたらいいか分からない……。」


そう。”何となく変えたい気持ち”と”特に困ってないから現状維持”の間で、ゆらゆらと揺れる。筆者自身も何度もこの経験があります。

髪型は毎回変えないといけない?

結論から言うと、「髪型は無理に毎回変える必要はありません」

なぜなら、髪型を変えることにはエネルギーが必要だから。では、どんな時に変えるのがベストなのか?以下の3つの視点から考えてみましょう。

1. 「変えたい」と「変えてほしい」は違う

これはとても大切なポイントです。

  • 変えたい:自発的に「変化」を求めている
  • 変えてほしい:なんとなく受け身、決断は美容師さん任せ

前者は、自分の気持ちが明確なので、仕上がりに対する満足度が高くなりやすいです。

私も髪形を変える時には、「そろそろ新しい雰囲気にしたい!」と思い、自分から変えるようにしているので、仕上がりの満足度も高く、自分自身の気持ちが前向きになれました。

一方、なんとなく流されて変えた髪型は、結局しっくりこなかったり、すぐに元に戻したくなったりした経験も。

2. 過去のスタイルチェンジを思い出す

「自分って全然髪型変えてないかも……」と思ったあなた。実は多くの人が、年単位でスタイルチェンジしています。

例えば、

  • 小学生:おかっぱ
  • 中学生:前髪ぱっつん
  • 高校生:ロング
  • 大学生:ミディアムレイヤー
  • 社会人:ショートボブ

このように、人生の節目で自然と髪型を変えていることが多いんです。

つまり、「しばらく同じ髪型」=変えてない人ではないんですね。

3. 来店サイクルを見直す

例えば、毎月美容室に行く人は年に12回。

それが50年間続くとすると……

12回 × 50年 = 600回の来店

毎回スタイルを大きく変えていたら、髪型がいくつあっても足りません!

一方で、2ヶ月に1回のペースでも年間6回。50年間で300回の来店。

髪の毛の伸びるスピードを考えたら、毎回変えるのが不自然なことが分かりますよね。

「変える時」は自然と訪れる

実は、髪型を変えたくなる時というのは、

  • 季節の変わり目
  • 行事(結婚式や卒業など)
  • ライフスタイルの変化
  • 自分の気持ちの変化

こうした内面の変化に引っ張られる形で、自然と訪れるものです。

私自身、仕事の転職をきっかけに髪をばっさり切ったことや、季節の変わり目でバッサリとカットして髪形を変えたこともあります。

変えなくてもOK。変えたい時が変え時!

「髪型は毎回変えるべき」という考え方にとらわれると、かえって迷いが生じます。

大切なのは、

  • 今の髪型が自分に似合っていて気に入っているか?
  • 今、何かを変えたいという気持ちがあるか?

この2つの問いを自分に投げかけてみること。

もし「うーん、まだ変えたいとは思ってないな」と感じるなら、今のままで十分。

「ちょっと雰囲気を変えたいかも?」と思ったら、そのタイミングが変えるときです。

美容師さんは、その気持ちを形にしてくれる頼もしい存在です。

まとめ:”いつも通り”は安心の証拠

髪型が変わっていないように見えても、実は髪質の変化や年齢とともに微妙に似合うバランスは変わっていくもの。

信頼している美容師さんがいれば、任せるのも一つの手です。

でも、変えたくなったら、ぜひ素直にその気持ちを伝えてみてください。

そのタイミングは、あなた自身が一番よくわかっているはずです。

 

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