あなたは今薄毛に悩んでいたりしませんか?
もしも悩んでいるという方は美容室でこんなオーダーをしていませんか?
こんにちは、〇〇様!本日はカットですね?
いかがいたしましょうか?
最近全体的に髪が細くなって薄くなってきた気がするの、頭頂部も少し薄くなってきた気がするから、できるだけ隠せるようにトップは長く残しておきたいです。
どうでしょう?もしかしたら同じようなオーダーをしたことがある方もいるかもしれませんね。
このオーダー自体に問題はありません。
薄毛というコンプレックスを気にするのは当然のことです。
しかし日々のサロンワークで感じるのは、
薄毛に悩む人がやりがちな髪形の落とし穴
落とし穴の正体は〇〇すること
落とし穴の正体を結論から言いますと、
もちろん隠そうとすること全てが間違いではありません。
ここでのポイントは
男性の場合、女性の場合のわかりやすい例をまずは見てみましょう。
例1・男性の薄毛の場合
非常にわかりやすい例を一つご紹介しましょう。
男性の薄毛の隠し方の例ですが、皆様もよくご覧になっていると思います。
薄毛は確かに気になります、
しかし頭頂部や前頭部(おでこ)のあたりが薄くなってきた男性の多くが選択する方法は、
髪の毛を伸ばして、伸ばした髪の毛で薄くなった部分を隠そうとすること
実はこれは、余計に薄毛の部分を強調してしまうことにつながります。
それは何故か?
俗に言うバーコード頭です。
頭頂部はほぼ地肌が見えているのに対して、サイド(頭の横側)やネープ(襟足付近)
といった頭半分より下側は薄毛になっていないので厚み(毛量)があり地肌が見えない。
他にも前からうすくなってきている場合には、
この場合も絶対におでこを出さないように、おでこ全体を無理に隠そうとするので、
髪の毛の厚みが足りなくなりおでこ全体がうっすらと見えてしまって
むしろ薄毛の印象を強めてしまっています。
薄くなってしまったところを髪の毛で隠そうとする気持ちはわかりますが、
それによって余計に目立たせてしまったいるわかりやすい例になります。
例2・女性の薄毛の場合
女性の場合も男性と同様の事が言えますが、
女性の場合は男性のように、一部分が薄くなってくることよりも
- 全体的に毛量が少なくなる
- 全体的に毛が痩せて細くハリやコシがなくなってくる
という方が多いかと思います。
しかし、例えば全体に敵に毛量が少なくなり、毛が細くなってきて地肌が見えてきた場合も
男性同様に伸ばして毛量を多く見せようとすると、
地肌の見え方のコントラストが逆に強くなってしまい目立ってしまう場合もあります。
さらに、髪の毛にも重さはあるので伸ばすことによってトップのボリュームがなくなり
ペタンとした髪形になりがちです。
薄毛の場合の髪形の例
薄毛が気になる場合の髪形は一体どうすれば良いか?
ここでも先ほど同様男性と女性の両方の例を見てみましょう。
例1・男性の薄毛の髪形例
薄毛の程度にもよりますが、例えば頭頂部の薄毛の場合には、伸ばして隠すではなく。
むしろ全体を短くして、地肌の見え方を均一にしてしまう方法が有効だったりします。
また前頭部の薄毛に対しては、これも薄毛の程度によってしまいますが、
おでこ全体を隠そうとするのではなく、若干分けて軽くおでこが見えるようにするが有効です。
分けることで毛がまとまり厚みが増します。
他にもあえて前髪を上げてしまうことも有効な場合もあります。
例1・女性の薄毛の髪形例
基本的に男性の場合と同様の対策となり、ここでも重要なことは
地肌の見え方を均一にすることとなります。
とはいえ男性ほど短くすることはなかなかなく、薄毛になったからとすぐにショートにすることも
抵抗が大きいと思います。
そういった場合には
- 分け目をいつもより1~2cm程ずらしてみる
- パーマをかけてみる
といった方法で普段ボリュームの出ていない部分にボリュームをだして
薄毛をカバーすることも可能です。
もちろんどちらの方法も男性にも有効な対処法です。
ここでも非常に大事な注意点として、ボリュームを出したから解決ではなく、
全体のバランスを考えることが非常に重要となります。
トータルのバランスを見てもらうために必ず担当美容師さんへ相談をするようにしましょう。
髪形以外での対処法
ここまでの内容はあくまで髪形での対処法となってきましたが、
例えばすでにドラッグストア等でリアップや、
インターネット等でも薄毛を自ら克服した医師が開発したサプリメント
という薄毛対策商品を購入している方も多いかもしれません。
そんな方は是非下記の記事も参考にしてみてください。
もしも今あなたが何か薄毛対策をしていたとしてもあることに気をつけなければ
その効果が充分に得られなくなってしまう可能性があります。
まとめ
薄毛を気にされる多くの方が
これは男女ともに共通していることが多く
木を見て森を見ず
にならないよう、場合にはよっては頭皮の見え方を均一にしてあげるために
思い切って短くしてみたり、ボリュームの位置を変えるために
- 分け目をいつもより1~2cm程ずらしてみる
- パーマをかけてみる
といったことも有効な手段となります。
下記の記事も参考にし
髪形でカバーをする場合はトータルのバランスを見てもらうために
必ず担当美容師さんへ相談をするようにしましょう。
「隠す」ということに全力になってしまい、その結果逆に目立たせてしまっている
という場合もあるということに気が付くことが何より重要です。