そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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【簡単解説】シャンプー・トリートメントの成分表の見方と選び方|あなたに最適な成分は?

美容室
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Yukimaru

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毎日何気なく使っているシャンプーやトリートメントですが、こんなふうには思ったことはありませんか?

「このシャンプー髪に良いって聞いたけど、本当に大丈夫?

そもそも何が髪に良いの?」

こんなふうにシャンプーやトリートメントの成分が気になったことはありませんか?

実際にシャンプーやトリートメントの裏側にある成分表を見てみると、多くの化学名が並び、非常に難しそうに感じます。しかし、基本的な成分の役割や見方を知れば、自分に合ったヘアケアアイテムを選ぶこともできます。

本記事では、以下のポイントを分かりやすく解説します。

✅ シャンプー・トリートメントに含まれる代表的な成分とその役割
✅ 成分表の見方の基本とチェックすべきポイント
✅ 髪質や悩みに合わせた成分の選び方

これを読めば、あなたにぴったりのヘアケアアイテムを見極める力が身につきます!ぜひ参考にしてください。

シャンプーとトリートメントの成分表の基本知識

1. 成分は含有量の多い順に記載

まず大原則としてシャンプーやトリートメントに裏面にある成分表の表示は、配合量の多い順番で記載されています。
なので、最初のほうに書かれている成分ほど配合量が多く、そのシャンプーの特徴を決めるている重要な成分となっています。

実は大半のシャンプーは水の含有量が最も多いため、水が一番最初に記載されています。

2. 目的の成分が上位にあるかをチェック

もしも目的のシャンプーの洗浄成分やトリートメントの補修成分の名前がわかっている場合は、その成分がどのあたりにあるか確認してましょう。
求める成分が成分表の上位にあるほど、その成分がしっかり働いてくれる可能性が高いです。

3. 刺激の強い成分に注意

敏感肌や乾燥が気になる人は、以下のような刺激が強めの成分を避けるのがベターです。

ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウム → 洗浄力が強く、乾燥しやすい
アルコール系成分(エタノールなど) → 頭皮を刺激しやすい
合成香料・防腐剤(パラベン、フェノキシエタノールなど) → 敏感肌には刺激になる可能性あり

逆に、低刺激なものを使用したい場合はアミノ酸系や植物由来の洗浄成分を使ったシャンプーがおすすめです。

シャンプーの代表的な成分と役割

シャンプーの主な役割は、「髪と頭皮の汚れを落とすこと」なので、シャンプーの「洗浄成分(界面活性剤)」は重要な役割を果たしています。そして、その他の保湿成分や補修成分が含まれることで、髪のコンディションを整えています。

1. 洗浄成分(界面活性剤)

シャンプーの「洗浄力」や「泡立ちの良さ」を決める成分です。

✔️ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム(高級アルコール系)
    • 特徴:強力な洗浄力と泡立ちの良さ
    • 向いている人:皮脂が多い人、スタイリング剤をしっかり落としたい人
    • 注意点:乾燥しやすく、敏感肌には不向き
✔️ココイルグルタミン酸ナトリウム・ラウロイルメチルアラニンナトリウム(アミノ酸系)
    • 特徴:低刺激で、適度な洗浄力と保湿力がある
    • 向いている人:乾燥肌・敏感肌、ダメージヘア
✔️コカミドプロピルベタイン(ベタイン系)
    • 特徴:マイルドな洗浄力で、他の洗浄成分と組み合わせて使われることが多い
    • 向いている人:敏感肌、子ども用シャンプーを選ぶ人

2. 保湿成分

シャンプーは洗浄成分のみでは洗いあがりの髪がパサつきをおこしてしまいます。そこでシャンプーには保湿成分も配合することで、洗い上がりのパサつきを防いでいます。

  • グリセリン、ヒアルロン酸 → 水分を保持して髪をしっとりさせる
  • プロピレングリコール → 髪の滑らかさをアップ
  • アロエベラエキス、ハチミツ、シアバター → 天然由来の保湿成分で、髪の乾燥を防ぐ

3. 補修成分

補修成分はトリートメントの方に主に配合されていますが、シャンプーにも配合されています。ダメージが気になる髪には補修成分も重要となるのでチェックすると良いでしょう。

  • ケラチン(加水分解ケラチン) → 髪の主成分であるタンパク質を補給し、ダメージを補修
  • コラーゲン → 髪にハリ・コシを与え、ツヤをプラス
  • アミノ酸 → 髪の内部に浸透し、ダメージをケア
補修成分や保湿成分はトリートメントに主に配合されているので、シャンプーの配合にこだわりすぎず役割を分けることもおすすめです。

4. 頭皮ケア成分

フケ・かゆみ・頭皮の乾燥が気になる人は、頭皮ケア成分にも注目しましょう。

  • メントール → 頭皮をスッキリさせる清涼感あり
  • セラミド → 頭皮の乾燥を防ぎ、バリア機能をサポート
  • サリチル酸 → 角質を柔らかくし、毛穴の詰まりを防ぐ

トリートメントの代表的な成分と役割

トリートメントは、髪を保湿・補修し、手触りを良くするためのアイテムです。

1. 保湿・補修成分

  • ヒアルロン酸、グリセリン → 髪に潤いを与える
  • アルガンオイル、ホホバオイル、アボカドオイル → 髪に栄養を与え、ツヤを出す
  • 加水分解シルク、加水分解ケラチン → ダメージケアに優れた成分

2. コーティング成分

髪をコーティングし、指通りを良くする成分です。

  • ジメチコン、シクロメチコン(シリコーン系) → ツヤを出し、手触りをなめらかに
  • ポリクオタニウム-10 → 静電気を防ぎ、髪を整える

まとめ

シャンプーやトリートメントの成分表の見方を理解すれば、自分に合ったヘアケア製品を選べるようになります!

成分表は含有量の多い順に記載されるので、最初の成分に注目
洗浄成分の種類をチェックして、髪質や頭皮に合うものを選ぶ
保湿・補修成分がしっかり入っているか確認する

シャンプー選びに迷ったら、成分表をチェックして、髪と頭皮にやさしいものを選びましょう!

 

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