そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
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間違いだらけのシャンプーの選び方

美容室
この記事を書いた人
Yukimaru

静岡で小さな美容室を経営している現役美容師です。この『失敗回避no雑MEMO』は現役美容師ならではのちょっと変わった視点からの雑MEMOや。色々と個人的な勉強の雑MEMO、購入して良かった物の雑MEMO等思いついたことを雑MEMOしております。美容室のお話は専門的ですが、その他についてはあくまで個人的な勉強の雑MEMOなので軽い感じで読んでくださいね。

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シャンプーは何を基準に選んでますか?

あなたが普段使っているシャンプーは何を基準に決めていますか?

  • 値段?
  • 香り?
  • 成分?
  • 使用感?

今回のお話は、もしあなたが今現在シャンプーを選んでいる基準が

【成分】

を重要視して選んでる場合はひょっとしたらちょっと注意が必要かもしれません。

というお話をしていきます。

成分表示は単なる目安

よく世間で言われる、いわゆる良いシャンプーには必ずと言っていいほど

  • アミノ酸系
  • オーガニック由来成分
  • 植物性成分
  • 天然由来成分

なんて言葉が出てきますよね?

特に「アミノ酸系」なんてのは

  • 髪に優しい
  • ダメージした髪の毛をケアしながら

なんて魔法のような賞賛の言葉が並べられており。

反対に、ラウリル硫酸Na(ラウリル硫酸ナトリウム)やラウレス硫酸Na(ラウレス硫酸ナトリウム)

といったいわゆる石油から作られてる合成界面活性剤に関しては

頭皮や髪、そして身体にもとても有害だから入っているシャンプーは使わない方が良い。

なんて悪魔のごとき成分としてよく取り上げられていますが本当にこれは正しいのでしょうか?

私は化学者ではありませんので断言はできませんが、

結論から言いますと正しくもあり間違ってもいると私は思います。

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原料ではない

正しくもあり間違ってもいる理由とは?

その成分単品(100%その成分のみ)であれば当てはまるからです。

100%その成分のみの場合は原料になりますよね?

アミノ酸系の界面活性剤とラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naといった合成界面活性剤を

成分単品で比べたらアミノ酸系の界面活性剤の方が間違いなく

洗浄力は優しく、刺激性も弱いという結果になります。

しかし間違いでもあるというのは

シャンプーというのは一つの成分単品でできているものではないからです。

水や、洗浄剤、増粘剤、発泡剤、香料とう他にも様々な成分が混ざり合っていて

しかもその大部分は

になるのです。

成分表示を見たときにどんな成分が入っているかは確かにわかるのですが、

実際にどのくらい入っているかは

多いか少ないか

位しかわからないので単なる目安でしかないのです。

オーガニック?植物性?天然由来?

最後に無条件で髪の毛や肌に優しそう、良さそうと感じてしまう

  • オーガニック
  • 植物性
  • 天然由来

について若干お話をしていきます。

いわゆる自然由来といわれるこれらの成分は記載してあるだけで

安心、安全を感じてしまいますがはたして本当にそうでしょうか?

例えば先ほども出てきたラウリル硫酸Naは、

シャンプーだけではなく、歯磨き粉やリキッド系のファンデーション等にも使われています。

特徴としては

泡立ちが良く、適度な洗浄性がある、若干の刺激性がある。

といった感じです。

高級アルコール系の洗剤成分に分類され石油から合成されてつくられたりしています。

ちなみにラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naは

ヤシ油からつくられたりするので、

ヤシ油=植物性=自然由来

と考えるのであれば植物性であり自然由来だったりもします。

こういったことをふまえると

石油=合成=危険

植物性=自然由来=安全

という選び方が必ずしも正しいとは言えないのです。

 

 

 

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