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毛先がはねる最大の原因と3つのはねる原因

美容室
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この記事を書いた人
Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している現役美容師(歴20年以上)・【美容室に関する事】【健康や美容に関する事】【その他気になった事】を自由に『雑MEMO』としてブログにしてます。

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日々のサロンワークで特に多い悩みの一つとしてこんなオーダーがあります。

 

田舎美容師
田舎美容師

こんにちは〇〇様、本日はカットですね。何かやりたい感じは決まっていますか?

 

あなた
あなた

いつもやりたい感じは肩につくくらいの長さでって伝えてるんですけど、どうも毛先がはねてうまくまとまらないので毛先がはねないようにカットしてほしいです。

あなたも同じようなオーダーをしたことありませんか?

最近では外はねのスタイルなども多くみられるようになり、外はねのスタイルも非常にかわいい

スタイルなので日々のサロンワークでもおすすめしたりすることもあります。

しかし割と多くの方がこの外はねのスタイルを嫌うのです。

それはなぜか?

理由としては自分で制御できないから

『はねさせている』のではなく『はねてしまう』のが嫌だからということです。

しかしこの外はねになる原因が実はオーダーの仕方にある場合もあるのです。

毛先がはねる最大の原因と3つのはねる原因

毛先がはねる最大の原因

まずは結論から、毛先がいつもはねていて困っている方の最大の原因は

毛先のはねを気にしている人ほどオーダーではねるようにオーダーをしている。

先程のやり取りでも

あなた
あなた

いつもやりたい感じは肩につくくらいの長さでって伝えてるんですけど、どうも毛先がはねてうまくまとまらないので毛先がはねないようにカットしてほしいです。

というオーダーによってはねるべくしてはねる長さをオーダーしています。

他にも日々のサロンワークでは

あなた
あなた

長さは肩位で、段(レイヤー)入れて少しフワッとさせてほしいです。

あなた
あなた

長さは肩位でできれば量が気になるから量をできるだけ少なくしてほしいです。

というオーダーも割と多くあります。

もしかしたら同じようなオーダーをしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

外はねに悩んでいる方ほど自分で外はねになりやすいようにオーダーしてしまっているのが最大の原因なのです。
※もちろん髪質や毛量、頭の形、ご自宅でのお手入れ、美容師さんのカットの仕方でも外はねになりやすい、なりにいは大きく異なってきますので一概にすべての方に当てはまることではありません。

現役美容師もおすすめのヘアケアアイテム。

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    風力が強く、温度も高すぎないおすすめのドライヤー。

毛先がはねやすくなる3つの原因

肩につく長さ

先程の毛先がはねる最大の原因でもお話した通り

肩に付く長さである事

これが一番はねやすい原因です。

ではなぜ一番のはねやすい原因になるのか?

人間には肩があり髪の毛は重力によって下に落ちるので、

落ちた先に肩があり肩に触れ行き場を失った毛先は肩に沿うように落ちます。

肩につく長さ=肩に沿うようにはねる

長さとなるのです。

段(レイヤー)を入れる

美容室での段というはレイヤー(重なり)の事を指し、

ものすごく単純に説明をするならば、いわゆる表面の毛を短くすることになります。

このレイヤーが外はねの原因となりやすいのは、

例えば長さが肩位の長さで、トップ(表面)にレイヤー(段)を入れた場合などは、

  1. レイヤーを入れる前には肩についていたトップ(表面)の毛が、トップ(表面)にレイヤーをいれることによって方につかなくなり、その分残った方についている毛先が軽くなる。
  2. レイヤーを入れたことによってトップにボリューム(ウェイトと言います)が生まれ、ボリュームを作り出している毛がくびれを生み、そのくびれによって、ボリュームのすぐ下の毛を押し、肩についている軽くなった毛先がはねやすくなる

という形で長さの設定が肩につく長さでトップ(表面)にレイヤーを入れるということは、

はねやすい原因の一つとなります。

毛量を軽くする

長さやスタイル、くせの有無や毛量によって大きく異なってきますが、

毛量というのは基本的に、軽くすればするほど髪の毛と髪の毛の間に空間が生まれ、

動きやすくなります。

なので長さが肩に付く長さの場合は、トップにレイヤーが入っていないスタイルの場合でも、

全体の毛量を軽くするということは、毛先の厚みが減り髪の毛が動きやすくなっている状態なので

肩に付いた毛先ははねやすくなります

まとめ

一番のはねやすい条件は肩につく長さ

であるということ。

その、肩につく長さにさらに

  • 段(レイヤー)を入れる
  • 毛量を軽くする

という2つのオーダーが重なると、

はねる条件が全てそろってしまい、はねさせるべくしてはねさせている状態となります。

なので、どうしてもはねが気になる方は、

長さを【肩上にするか】【肩下にするか】

というところを一番意識してオーダーをするようにしましょう。

逆にはねさせたいときは、この・長さ・段(レイヤー)・軽さの3つの条件を満たしてあげると はねさせるスタイルがつくりやすくなります。
こちらの記事も是非ご参考にしてみてください
美容室には定期的にいっているものの
  • いつも同じ髪型になってしまう
  • 髪形以外にも何か変えられることはないかな

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