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いつも違う美容室に行く人が注意すべき最も大事な1つの事

美容室
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この記事を書いた人
Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している現役美容師(歴20年以上)・【美容室に関する事】【健康や美容に関する事】【その他気になった事】を自由に『雑MEMO』としてブログにしてます。

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美容室に来られるお客様は

  • 新規のお客様
  • 再来(2回目以降)のお客様

の2種類になりますがその中でも新規のお客様の来店動機は様々です。

  • 友人やご家族からの紹介
  • 担当してくれていた美容師さんが辞めてしまったので新しいお店を探している
  • 通っていた美容室が閉店してしまった
  • 美容室が好きで色々な美容室に行ってみたいから毎回違う美容室に行く

他にも様々な理由がありますが、上記の中でも特に

美容室が好きで色々な美容室に行ってみたいから毎回違う美容室に行く

こんな方は

最も重要な1つの事に注意しないと失敗する確率が非常に高くなってしまうので注意が必要です。

いつも違う美容室に行く人が注意すべき最も大事な1つの事

いつも違う美容室に行く人が注意すべき最も大事な1つの事とは?

結論から言いますと前回までの美容室での施術履歴です。

前回までの美容室での施術履歴の重要性

大多数の美容室ではお客様毎に施術の履歴を記入しておくカルテがあったりします。

サロンによっては紙の物であったり、最近では電子カルテにしているところもあるかもしれません。

このカルテには例えばカラーやパーマ、縮毛矯正等で使用した薬剤や、放置タイム、

その他担当者が気になった注意事項等も記入されていたりします。

当然ながら毎回同じ美容室に行っている場合はこのカルテの情報があるので

この情報を元に施術の可否やプラン、使用薬剤を決定することができます。

しかしながらご新規のお客様の場合はこの情報がない状態から判断していくので難易度があがります。

さらに同じご新規でご来店のお客様でも、

  • 前回までは何度か同じ美容室に通っていた
  • 毎回違う美容室に行っている

この2パターンでは

いつも違う美容室に行くという後者の方が難易度がさらに上がるのでより注意が必要となります。

 

現役美容師もおすすめのヘアケアアイテム。

  • 髪の毛を梳かす時にひっかかるのは切れ毛や枝毛の原因に、ひっかからずに梳かせて地肌も気持ちいいブラシ。
  • ドライヤーは高級なものから安いものまであるからどれを選んでいいかわからない。
    風力が強く、温度も高すぎないおすすめのドライヤー。

前回までは何度か同じ美容室に通っていた場合

  • 担当者を指名していた場合は、同じ担当者がサイクルやプランを決めて安定した施術をしている可能性が高く、指名をしていない場合でも店舗での技術の共有はあるので毎回違う美容室に行っている場合よりも安定性はある。
  • 使用薬剤は不明だが、少なくとも店舗で使用している薬剤は安定している。なのでカウンセリングの際に前回のメニュー名等を伝えたりすればある程度の予測が可能となる。

上記のように同じ担当者が連続して担当している場合には、施術プランや使用薬剤が安定していることが予想できるので新規で来られたお客様に対しても履歴の確認がしやすく施術プランも立てやすい。

毎回違う美容室に行っている場合

  • 毎回違う担当者で、担当者の経験も安定していないので施術プラン等も毎回違ってしまう
  • 使用材料も美容室毎に違うので前回の使用薬剤のみならず、それ以前の使用薬剤の予測がつきにくい

上記のように毎回違う美容室で毎回違う担当者の場合は、使用薬剤や施術履歴の予想がつきにくいだけでなく、安定もしていないので、できる限り来店時の髪の毛の長さから逆算をして、今までの施術履歴を聞ける限り聞かないと思わぬ失敗につながる可能性がある。

施術履歴不明により起こりえる主な失敗パターン

黒染め履歴へのハイトーンカラー(明るいカラー)

黒染めの履歴がある場合、基本的に通常のカラーでは黒染めをした髪の毛は明るくならず、黒染めをしていない髪の毛は明るくなるので、根元~中間部は明るくなって毛先は明るくならない、という失敗の原因になります。
いち美容師としては、不自然な黒さ、赤黒い髪色等で怪しいと感じた場合には履歴を聞くようにしていますが、地毛のように自然な色合いの期間の場合にはカウンセリングで見抜くことが難しいので、黒染めをした場合には必ず美容師さんに伝えるようにしましょう。
よくお客様からは、『○ヶ月前位に黒染めしたけど、もう落ちてると思うので大丈夫だと思います。』と言われることがありますが、基本的に黒染めした部分は数カ月~数年経っていてもカラー剤の染料(残留ティントと言います)が落ちきることは少なく、黒染めした部分の髪の毛が残っている限りは明るくならない可能性はあります。

縮毛矯正履歴へのパーマ施術

縮毛矯正の履歴のある髪の毛が残っている場合は、基本的に通常のパーマの施術は失敗の可能性が高くなります。
これは縮毛矯正の施術工程と通常のパーマでの施術工程、さらにそれぞれの施術後の反応の出方の違いによるものなのですが、ここでは細かく説明することは割愛させていただきます。
もちろん縮毛矯正の履歴に関しても、不自然な直毛や、くせ毛と直毛の境目がある、カラーが沈んでいる(毛先にかけて暗くなっている)等によって見抜くことはできますが、毛先を巻いてご来店いただいた場合等には見抜くことが難しい場合もあります。
もちろん縮毛矯正がかかっている場合の髪の毛でもパーマをかけることは可能です。
パーマには大きく3つの種類があり
  • コールドパーマ
  • デジタルパーマ
  • エアーウェーブ
上記の中でもエアーウェーブとデジタルパーマでしたらかけることは可能です。
(※場合によっては通常のパーマでも可能な場合もあります。)
※パーマの種類はこちらもご参考にしてみてください。
しかしあくまでも可能であるだけで必ずしも綺麗にかけられるかどうかは今現在の髪の状態、今までの施術履歴によるダメージの蓄積によって変わってくるので注意が必要です。
黒染め同様縮毛矯正の場合もよくお客様から『○ヶ月前位に縮毛矯正したけど、もう取れてると思うので大丈夫だと思います。』と言われることがありますが、基本的に縮毛矯正は一度かけた部分は半永久となりとれるということはありません。自分で大丈夫だからと判断せずに過去に縮毛矯正をかけたことがある髪の毛が残っている場合は希望のメニューがパーマでない場合も必ずカウンセリングで伝えるようにしましょう。

まとめ

 

美容室履歴の重要性

異なる美容室を訪れると、施術内容の情報が美容師に共有されていないため、履歴がわからない状態で施術が行われます。前回までの施術内容(カラー剤、パーマ履歴、施術日等)を美容師に伝えることで、失敗リスクを軽減できます。

特に気をつけるべき施術内容
    • 黒染め履歴がある髪にハイトーンカラー
      黒染めの履歴がある場合、均一に明るくするのが難しく、根元は明るくなるが毛先が明るくならないなど、色ムラが発生する可能性があります。
    • 縮毛矯正履歴のある髪にパーマ
      縮毛矯正の後にパーマをかけると、失敗しやすくなる場合があるため、施術履歴は必ず美容師に伝える必要があります。
最低限伝えるべき情報
    • 最終来店日や施術内容
    • 縮毛矯正や黒染め、ブリーチの有無とその施術日
    • 担当者の情報
こちらの記事も是非ご参考にしてみてください
今までの美容室から変えてみたいけど
  • 美容室を探す時ってどうしたらいいのか?
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という方は是非、下記の記事もご参考にしてみてください。
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