田舎美容師
こんにちは〇〇様、本日はカットですね。やりたい感じはお決まりですか?
あなた
(画像を見せて)こんな感じにしたいです。
あとお手入れしやすいようにお願いします。
『お手入れしやすいようにお願いします』
この一言はカウンセリングの際に良く言われる一言ですが
この言葉は美容室で言わなくても大丈夫です。
何故言わなくてもよいのか?
結論のみを言います
わざとお手入れしにくく切っている美容師さんんはいないから
です。
お手入れがやりにくく感じる理由
- 美容師さんの技術力不足
- なりたいスタイルと自分のお手入れ方法のギャップ
他にも様々な理由がありますが大きな理由としてはこの2点があります。
美容師さんの技術力不足
単純になりたいスタイルに対して美容師さんのカット技術が不足しているパターンです。
特に大きな差となって表れやすいのが
あまりセット剤等を使用しないまとまりのあるスタイル場合
です。
こういったスタイルの場合はベースカットがきれいに切られていない場合に
まとまりの悪さとなって表れます。
なりたいスタイルと自分のお手入れ方法のギャップ
例えばなりたいスタイルが
確実にセット剤等を使用しなければならないスタイルなのに
セット剤を使用しなければご自宅で再現することは不可能となります。
先程と同様もちろん美容師さんの技術力不足の場合はセット剤をつけても
再現は難しくなりますが
美容師がスタイルとして提供できるのはそのスタイルのベースをつくることで、形状記憶されたスタイルではないのです。
※形状記憶のスタイルを例えるなら、アニメやゲームのキャラクターの髪形のように、一度ずぶ濡れになっても自然と乾いていくうちに元の髪形に戻るようなイメージです。
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お手入れしやすいスタイルにするためには?
なりたい髪形と実際のお手入れのギャップを美容師さんと自分自身の両方が認識すること
例えば単純に
今までセット剤の使用はなし → なりたいスタイルはセット剤が必要
という場合は、美容師さんとお客様双方で
- セット剤が必要な説明
- セット剤をつける前提でのカット
- 今現在のお客様のお手入れから追加されるお手入れの説明
等をカウンセリングで確認し、お客様がどこまでできそうか?
ということも美容師さん側がイメージしてそのイメージをまたお客様に伝えて共有すること
が大事になります。
まとめ
まずは今現在ご自身がしているお手入れの現状を美容師さんに説明すること
美容師さん側は、お客様の
- なりたいスタイル
- 現状のお手入れ状況
からなりたいスタイルにした場合に必要になってくる
- お手入れ方法の説明
- 必要なカット
をすることがお手入れしやすい髪形にするために必要な事となってくる。
わざとお手入れしにくくなるように切っている美容師さんはいませんので、『お手入れしやすいようにお願いします』という一言は言わなくても大丈夫です。