そのヘアセットの失敗は【滑り(スライド)が悪いから】かもしれません。シルクのような滑りでヘアアイロンの引っかかりによる切れ毛を防ぎ、髪との摩擦を抑えダメージを大幅に減少してくれます。
PR
スポンサーリンク

ノンシリコンシャンプーの選び方簡単ガイド|きしむ原因・シリコンとの違い・合う人と合わない人

ノンシリコンシャンプーのボトルとヘアケアアイテムのイメージ写真 美容室
ノンシリコンシャンプーを選ぶときの参考になるボトルイメージ
記事内に広告が含まれています。
この記事を書いた人
Yukimaru

・小さな美容室をのんびりと経営している脱社畜現役美容師・「美容室・食事・睡眠・運動・習慣」など美容に関する情報や、「お金・税金」に関する情報をのんびり発信中。役立つ知識をゆったりお届けします!

Yukimaruをフォローする

「ノンシリコンシャンプーって本当にいいの?」

「きしむって聞くけど大丈夫?」

そんな疑問を持つ人は少なくありません。

この記事では、ノンシリコンシャンプーの基礎知識やメリット・デメリット、きしみの原因、シリコンとの違い、合う人と合わない人の見極め方 までをわかりやすく簡単に解説します。

ノンシリコンシャンプーを使ってみたいけど悩んでるという方は、自分に合うかどうかの目安にしてみてくださいね。


シリコンとシリコーンの違いを整理しよう

そもそもシリコンとは?というところからいきましょう。まず最初にややこしいのが 「シリコン」と「シリコーン」 の違いです。

  • シリコン:元素そのもの(半導体やガラスの原料)

  • シリコーン:シリコンを含む合成高分子化合物(柔らかくて耐熱性・耐久性に優れる)

化粧品やシャンプーに配合されているのは、厳密には シリコーン です。業界では「シリコン」と呼ばれることが多いため、ここでも一般的な呼び方に合わせて「シリコン」と表記しますね。


シリコンは本当に髪に悪い?

結論から言うと、シリコンそのものは有害ではありません

シリコンは髪表面に薄い膜を作り、

  • 指通りをなめらかにする
  • 摩擦やダメージから守る
  • ツヤを与える

といったメリットがあります。

ただし「蓄積しすぎる」と髪がぺたんこになったり、頭皮のトラブルにつながることもあるため、バランスが大切なのです。


シリコンの代表的な種類と特徴

シャンプーに配合されるシリコンにもいくつか種類があります。

  • ジメチコン:髪の表面をコーティングして保護。しっとり・なめらかに。
  • シクロメチコン:軽めの仕上がりでサラサラ感を出す。
  • アミノシリコン:ダメージ補修や静電気防止に効果的。
  • アミノフェニルシリコン:カラーの色持ちを良くし、ツヤをアップ。

つまり「シリコン配合=全部同じ」ではなく、種類によって仕上がりや効果が違うんですね。

ノンシリコンシャンプーとは?(成分・定義)

結論から言うと、ノンシリコンとはその名のとおり、シリコンが入っていないことを表しています、つまり、

ノンシリコンの意味

パッケージに「ノンシリコン」と書かれているものは、基本的にシャンプーの洗浄成分部分にシリコンが含まれていないことを示します。
ただし、トリートメントやコンディショナーにはシリコンが入っているケースも多いので注意が必要です。

  • シリコン入りシャンプー
    シリコンが配合されていて、髪表面をコーティングしてツヤや手触りを良くする。摩擦を減らすので、カラーやパーマをしている人に向く。
  • ノンシリコンシャンプー
    シリコンが入っていないので、シリコンでコーティングせず、髪や頭皮を“素の状態”で洗い上げる。軽やかな仕上がりになるのが特徴。

ノンシリコンシャンプーのメリット・デメリット

メリット

  • 髪や頭皮に余計なコーティングを残さない
  • 髪がふんわり軽やかに仕上がる
  • 頭皮環境を清潔に保ちやすい
  • カラーやパーマをしていないナチュラルな髪質に合いやすい

デメリット

  • 髪がきしみやすい(コーティングされないため摩擦を感じやすい)
  • ダメージ毛や乾燥毛にはパサつきが出やすい
  • しっとり系の仕上がりを求める人には物足りない

きしむ原因(成分の違い)

シリコンがない分、髪の表面がむき出しになり、摩擦や絡まりを感じやすくなるのが原因。
ただし、最近はアミノ酸系の保湿成分や植物オイルを配合して「きしみにくいノンシリコン」も増えています。

向いている人・向いていない人

  • 向いている人 → 髪が細い・ボリュームが欲しい・頭皮ケアを重視したい人
  • 向いていない人 → ダメージ毛・カラーやパーマを繰り返している人・しっとりまとまりを重視する人

ノンシリコンシャンプーの見分け方

成分表のチェック方法

  • シリコン入りかどうかは成分表を確認するのが確実。
  • 代表的なシリコン成分は「ジメチコン」「シクロメチコン」「アモジメチコン」など。
  • これらがシャンプー成分に含まれていなければ「ノンシリコンシャンプー」。
シャンプーに「ノンシリコン」と表記があっても、対になっているコンディショナーやトリートメントにはシリコンが入っているケースが多いので、髪質や目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

よくある疑問Q&A

Q1:ノンシリコンシャンプーは泡立たないの?

→ 昔のノンシリコンは泡立ちが悪いものも多かったですが、最近は改良されていて市販品でも十分な泡立ちが得られるものが増えています。

Q2:カラーが色落ちしやすいって本当?

→ シリコンで保護されないぶん、カラーの持ちが短く感じる場合があります。カラー毛の人は「カラー専用のノンシリコン」を選ぶと安心。

Q3:薄毛や抜け毛に効果はある?

→ ノンシリコンだからと直接的に育毛効果があるわけではありません。ただし、頭皮に余計な成分が残りにくいため、頭皮環境を整えるサポートにはなります。

ノンシリコンシャンプーだからとシャンプー後の流しがあまいと他の成分等が残りやすくなってしまいます。ノンシリコンシャンプーでもシャンプー後の流しはしっかりとするようにしましょう。

ノンシリコンシャンプーと一緒に使いたいケア商品

  • ノンシリコン トリートメント
    パサつきを補い、髪の内部から保湿。シャンプー後のきしみ対策に。
  • ノンシリコン ヘアオイル/ヘアミルク
    毛先のダメージ補修や乾燥対策に。軽めの仕上がりをキープしたい人に最適。

まとめ

ノンシリコンシャンプーは、髪や頭皮をすっぴんに近い状態で洗える一方、きしみやパサつきが出やすいという特徴があります。

✅ 髪が細くてボリュームを出したい人
✅ 頭皮のべたつきが気になる人にはぴったり。

逆に、ダメージ毛やしっとり系の仕上がりを求める人は、トリートメントやオイルとの併用が必須です。自分の髪質やライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね

タイトルとURLをコピーしました